HOME 駅伝、大学

2025.05.24

東洋大は18大会連続の本大会ならず 7位と11秒36差「全員でしっかり受け止める」/全日本大学駅伝関東選考会
東洋大は18大会連続の本大会ならず 7位と11秒36差「全員でしっかり受け止める」/全日本大学駅伝関東選考会

25年全日本大学駅伝関東選考会で次点の8位だった東洋大の選手たち

◇全日本大学駅伝関東学連推薦校選考会(5月24日/神奈川・レモンガススタジアム平塚)

第57回全日本大学駅伝関東学連推薦校選考会が行われ、中大が3時間50分27秒09でトップ通過を果たした。

広告の下にコンテンツが続きます

18大会連続33回目の出場を狙った東洋大は、通過ラインの7位日体大と11秒36差の8位だった。

雨脚が強まる中で結果発表が行われ、場内には「7位、日本体育大学」のアナウンスが流れた。「東洋大」の名前が呼ばれることはなく、スクリーンには11秒36差の8位を伝える結果が表示された。選手たちは厳しい表情のまま、しばらく立ち尽くした。

1組から上位でレースを進めていたが、3組終了時点で通過圏内に浮上した日体大との差はわずか約7秒。最終組の松井海斗(2年)は「日体大と7秒差だったので、勝ちきらないといけないという気持ちを持って走りました」と、日体大の平島龍斗(4年)には先着した。

しかし、逆転はならず、酒井俊幸監督は「留学生もいないチームですので、ミスが出たところが敗因だと思います。起用したい選手を起用できなかった部分もあります」と淡々と話す。

広告の下にコンテンツが続きます

1月の箱根駅伝では4校によるアンカー決戦を制して、20年連続となるシード圏を獲得。しかし、その後の冬場もインフルエンザや体調不良などで思うようにトレーニングが積めなかった中で、例年より約1ヵ月早まった選考会だった。

「チーム全員でしっかり受け止めて、出雲駅伝、箱根駅伝で勝負できるようにしていきたいです」と酒井監督。“鉄紺軍団”は苦境から必ず這い上がる。

◇全日本大学駅伝関東学連推薦校選考会(5月24日/神奈川・レモンガススタジアム平塚) 第57回全日本大学駅伝関東学連推薦校選考会が行われ、中大が3時間50分27秒09でトップ通過を果たした。 18大会連続33回目の出場を狙った東洋大は、通過ラインの7位日体大と11秒36差の8位だった。 雨脚が強まる中で結果発表が行われ、場内には「7位、日本体育大学」のアナウンスが流れた。「東洋大」の名前が呼ばれることはなく、スクリーンには11秒36差の8位を伝える結果が表示された。選手たちは厳しい表情のまま、しばらく立ち尽くした。 1組から上位でレースを進めていたが、3組終了時点で通過圏内に浮上した日体大との差はわずか約7秒。最終組の松井海斗(2年)は「日体大と7秒差だったので、勝ちきらないといけないという気持ちを持って走りました」と、日体大の平島龍斗(4年)には先着した。 しかし、逆転はならず、酒井俊幸監督は「留学生もいないチームですので、ミスが出たところが敗因だと思います。起用したい選手を起用できなかった部分もあります」と淡々と話す。 1月の箱根駅伝では4校によるアンカー決戦を制して、20年連続となるシード圏を獲得。しかし、その後の冬場もインフルエンザや体調不良などで思うようにトレーニングが積めなかった中で、例年より約1ヵ月早まった選考会だった。 「チーム全員でしっかり受け止めて、出雲駅伝、箱根駅伝で勝負できるようにしていきたいです」と酒井監督。“鉄紺軍団”は苦境から必ず這い上がる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.19

フェイス・キピエゴン、女性初の1マイル4分切りを目指す“Breaking4” 歴史的瞬間を目撃するための観戦方法を発表!

ナイキは6月19日、契約アスリートであるフェイス・キピエゴン(ケニア)が女性初となる1マイル4分切りを目指すプロジェクト「Breaking4」に向けて、歴史的瞬間を目撃するための2つの観戦方法を発表した。 このプロジェク […]

NEWS 競歩2種目代表の丸尾知司「感謝の気持ちを込めて55kmを」33歳ベテランが悲願のメダルへ

2025.06.19

競歩2種目代表の丸尾知司「感謝の気持ちを込めて55kmを」33歳ベテランが悲願のメダルへ

愛知製鋼が6月19日、東京世界選手権の競歩代表となった山西利和、丸尾知司の会見を開き、本番への意気込みを語った。 男子20km、35kmの競歩2種目で代表に内定した丸尾。2種目代表は2009年ベルリン大会の森岡紘一朗(富 […]

NEWS 20km世界記録保持者の山西利和「2年と思えないくらいいろんなことあった」世界陸上の王座奪還へ

2025.06.19

20km世界記録保持者の山西利和「2年と思えないくらいいろんなことあった」世界陸上の王座奪還へ

愛知製鋼が6月19日、東京世界選手権の競歩代表となった山西利和、丸尾知司の会見を開き、本番への意気込みを語った。 男子20km競歩で4大会連続の世界選手権を決めた山西。今年2月の日本選手権では1時間16分10秒の世界記録 […]

NEWS ナイキがフェイス・キピエゴンの新しいランニング コレクションを発表!

2025.06.19

ナイキがフェイス・キピエゴンの新しいランニング コレクションを発表!

ナイキは6月19日、フェイス・キピエゴン(ケニア)とのパートナーシップにおいて、記録を塗りかえる比類なきスピード、ケニア人としてのプライド、アスリートであり母親として卓越性を追求する揺るぎない姿勢を反映したランニングシュ […]

NEWS 箱根駅伝出場校にオリジナル出場記念グッズの企画・販売を許可! 11月1日販売開始予定

2025.06.19

箱根駅伝出場校にオリジナル出場記念グッズの企画・販売を許可! 11月1日販売開始予定

関東学生陸上競技連盟は6月19日、来年1月の第102回箱根駅伝から本選出場校に「箱根駅伝」の名称やロゴを使用したオリジナル出場記念グッズの企画・販売を認めると発表した。6月10日の理事会で決定した。 一定のルールに従って […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top