HOME 駅伝、大学

2025.03.19

出雲・全日本2冠の國學院大祝賀会に約500人! 平林清澄「次のステップへの一つの階段」
出雲・全日本2冠の國學院大祝賀会に約500人! 平林清澄「次のステップへの一つの階段」

祝賀会に臨んだ國學院大の選手たち

2024年度の出雲駅伝と全日本大学駅伝で2冠を飾った國學院大の祝賀会が3月19日、都内のホテルで開かれた。

来賓や関係者など約500人が出席。過去最高成績に並ぶ総合3位に入った1月の箱根駅伝を出走した10人の選手たちが、メダルを首からさげてジョギングで会場内登場した。

箱根駅伝後は2月の香川丸亀国際ハーフマラソンで新主将の上原琉翔(3年)が3位に入るなど1時間0分台が計4人。2月の宮古島大学駅伝を優勝し、3月のEXPO EKIDENでも大学最上位の3位に入って存在感を示した。

広告の下にコンテンツが続きます

前主将の平林清澄(4年)は新チームの活躍に触れ、「上原を中心にすごく誇らしいチームとなる芽が出始めています」と挨拶。「箱根駅伝総合優勝を掲げた今年度で、(総合3位は)未練が残ったと思っています。後輩たちが箱根を優勝することでしか、僕たちの未練は晴らせません」と強調する。

「僕たちが作った出雲駅伝優勝や、全日本の初優勝は次のステップへの一つの階段です。さらに次の上原たちが次のステップを作っていってくれると思います」と期待し、「僕自身も4月からはマラソンを主戦場に頑張っていきたいです」と決意していた。

平林から主将を受け継ぐ上原は「平林さんを中心に4年生が、胸を張って箱根駅伝総合優勝を目指せるチームを作ってくれました。その想いを継承し、来年度は同じ目標である『箱根駅伝総合優勝』を挙げることにしました」と紹介した。

広告の下にコンテンツが続きます

新年度のスローガンは「はばちかす〜想いの継承、そして革新へ〜」。「はばちかす」は上原の出身地・沖縄の方言で、「名声を高める、有名になる」という意味がある。「数年経つと國學院が3位だったという成績はみんな忘れます。國學院大學の名を轟かせるためにも、総合優勝することが必要だと思います」と力強く話した。

学校法人國學院大學の佐栁正三理事長や陸上部OB会の古屋真弘会長の挨拶や、鏡開きなども行われた。

2024年度の出雲駅伝と全日本大学駅伝で2冠を飾った國學院大の祝賀会が3月19日、都内のホテルで開かれた。 来賓や関係者など約500人が出席。過去最高成績に並ぶ総合3位に入った1月の箱根駅伝を出走した10人の選手たちが、メダルを首からさげてジョギングで会場内登場した。 箱根駅伝後は2月の香川丸亀国際ハーフマラソンで新主将の上原琉翔(3年)が3位に入るなど1時間0分台が計4人。2月の宮古島大学駅伝を優勝し、3月のEXPO EKIDENでも大学最上位の3位に入って存在感を示した。 前主将の平林清澄(4年)は新チームの活躍に触れ、「上原を中心にすごく誇らしいチームとなる芽が出始めています」と挨拶。「箱根駅伝総合優勝を掲げた今年度で、(総合3位は)未練が残ったと思っています。後輩たちが箱根を優勝することでしか、僕たちの未練は晴らせません」と強調する。 「僕たちが作った出雲駅伝優勝や、全日本の初優勝は次のステップへの一つの階段です。さらに次の上原たちが次のステップを作っていってくれると思います」と期待し、「僕自身も4月からはマラソンを主戦場に頑張っていきたいです」と決意していた。 平林から主将を受け継ぐ上原は「平林さんを中心に4年生が、胸を張って箱根駅伝総合優勝を目指せるチームを作ってくれました。その想いを継承し、来年度は同じ目標である『箱根駅伝総合優勝』を挙げることにしました」と紹介した。 新年度のスローガンは「はばちかす〜想いの継承、そして革新へ〜」。「はばちかす」は上原の出身地・沖縄の方言で、「名声を高める、有名になる」という意味がある。「数年経つと國學院が3位だったという成績はみんな忘れます。國學院大學の名を轟かせるためにも、総合優勝することが必要だと思います」と力強く話した。 学校法人國學院大學の佐栁正三理事長や陸上部OB会の古屋真弘会長の挨拶や、鏡開きなども行われた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.07

【男子1500m】近藤潤(BEAT AC/中3)3分55秒44=中学歴代10位タイ

第3回亀岡陸協ナイター記録会が9月6日、京都府亀岡市の亀岡運動公園陸上競技場で行われ、男子1500mでは近藤潤(BEAT AC/中3)が中学歴代10位タイの3分55秒44をマークした。 これまでの自己ベストは、8月上旬の […]

NEWS 女子ハンマー投・河戸咲希(名古屋大谷高2)が55m56 自身の持つ高2歴代3位を更新

2025.09.07

女子ハンマー投・河戸咲希(名古屋大谷高2)が55m56 自身の持つ高2歴代3位を更新

9月6日に行われた愛知県高校新人対校大会名古屋南北支部予選南女子ハンマー投で、河戸咲希(名古屋大谷2)が55m56を放った。自身が7月のインターハイで出した高2歴代3位(54m56)を更新した。 河戸は1投目に53m67 […]

NEWS 七種競技アナ・ホール「表彰台の頂点に立ちたい」世界記録は「最も難しいものの一つ」/東京世界陸上

2025.09.06

七種競技アナ・ホール「表彰台の頂点に立ちたい」世界記録は「最も難しいものの一つ」/東京世界陸上

女子七種競技で世界歴代2位タイの7032点を持つアナ・ホール(米国)が9月6日、都内で練習を公開し、本誌の単独取材に応じた。 早くから期待を集めてきたが、21年の東京五輪トライアルだった全米選手権で足首を痛めて途中棄権。 […]

NEWS 【女子棒高跳】大豆生田花音(樹徳高2)4m05=高校歴代6位タイ、高2歴代2位

2025.09.06

【女子棒高跳】大豆生田花音(樹徳高2)4m05=高校歴代6位タイ、高2歴代2位

第78回群馬県高校対抗大会が9月6日、前橋市の正田醤油スタジアム群馬で開幕し、女子棒高跳で大豆生田花音(樹徳2)が高校歴代6位タイ、高2歴代2位の4m05に成功して優勝した。 これまでの自己ベストは、3月下旬の群馬県室内 […]

NEWS 砲丸投ライアン・クルーザー 肘を痛め復活へ「逆境を乗り越えて誇りに思う」/東京世界陸上

2025.09.06

砲丸投ライアン・クルーザー 肘を痛め復活へ「逆境を乗り越えて誇りに思う」/東京世界陸上

男子砲丸投の世界記録保持者のライアン・クルーザー(米国)が9月6日、都内で練習を公開し、本誌の単独取材に応じた。 23m56の世界記録を持ち、五輪初の3連覇、世界選手権も2連覇中のクルーザー。だが、今季は肘のケガもあり、 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年9月号 (8月12日発売)

2025年9月号 (8月12日発売)

衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99

page top