2025.02.16
2月15日、米国・ボストンでボストン大デヴィッド・ヘメリー・バレンタイン招待の2日目が行われ、女子5000mで田中希実(New Balance)が14分51秒26のショートトラック日本新記録で優勝した。従来の記録は矢田みくにが22年にマークした15分23秒87。
田中はこれが今季室内レース4試合目。当初は16日にポーランドで行われる世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールドのコペルニクスカップの1500mに出場予定だったが、移動のトラブルにより参加が叶わず、急遽今大会に出場していた。
レースでは序盤から2番手につけた田中。1000mを2分59秒、2000mを6分00秒と、1km3分ペースで通過する。4000mも12分00秒とイーブンペースを刻んだ後、残り600mを切ってからペースアップ。先頭に立つと後続を一気に突き放して、フィニッシュ、ラスト1000mは2分51秒でまとめ、日本記録を大幅に更新した。なお、1周400mトラックの5000mでは14分29秒18のベストを持つ。
これで田中は1月31日の1000m、2月2日の1マイル、2月8日の3000mに続いて、4試合連続での日本記録樹立となった。
また、同レースでは木村友香(積水化学)も出場し、15分19秒13と従来の日本記録を上回って8位に入っている。
【動画】田中希実が5000mでも日本新!
Nozomi Tanaka hammers it home to win the 5,000m at the BU Valentine Invitational. She runs a Japan National Record.
— FloTrack (@FloTrack) February 15, 2025
She runs a quick 14:51.26. Calli Hauger-Thackery in second with a 14:55.68.
Linden Hall and Emily Venters both go Sub-15.#BUValentine pic.twitter.com/PutqvCqKdx
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