HOME 大学

2025.02.02

工藤慎作 日本歴代4位タイの1時間0分06秒で制す “山の名探偵”が粘りのレースでユニバ代表内定/日本学生ハーフ
工藤慎作 日本歴代4位タイの1時間0分06秒で制す “山の名探偵”が粘りのレースでユニバ代表内定/日本学生ハーフ

25年箱根駅伝往路で3位だった早大(5区工藤慎作)

◇第28回日本学生ハーフマラソン選手権(2月2日/香川・丸亀)

今夏のワールドユニバーシティゲームズ(ライン・ルール)の代表選考を兼ねた第28回日本学生ハーフマラソン選手権が2月2日、第77回香川丸亀国際ハーフマラソンとの併催として県立丸亀競技場南側をスタートし、坂出市を折り返して丸亀競技場にフィニッシュする公認コースで行われ、工藤慎作(早大)が日本歴代4位タイ、学生歴代5位、日本人学生歴代2位の1時間0分06秒で優勝した。

工藤は5km14分00秒前後の先頭集団から離れたものの、14分12秒で入る。その後10kmを28分23秒、15kmは42分30秒で通過した。

そこからの5kmは14分27秒とややペースが落ちたが、20kmは56分57秒。最後もまとめて、従来の自己ベスト(1時間2分29秒)を大幅に更新し、ワールドユニバーシティゲームズ代表に内定した。

工藤は早大2年生。箱根駅伝では2年連続で5区を務め、今年は区間2位の成績を収めている。

併催の丸亀ハーフでは早大の先輩にあたる太田智樹(トヨタ自動車)が59分27秒と、日本人初のハーフ1時間切りの日本新をマークしており、早大現役・OBがそろって好走した。

広告の下にコンテンツが続きます
◇第28回日本学生ハーフマラソン選手権(2月2日/香川・丸亀) 今夏のワールドユニバーシティゲームズ(ライン・ルール)の代表選考を兼ねた第28回日本学生ハーフマラソン選手権が2月2日、第77回香川丸亀国際ハーフマラソンとの併催として県立丸亀競技場南側をスタートし、坂出市を折り返して丸亀競技場にフィニッシュする公認コースで行われ、工藤慎作(早大)が日本歴代4位タイ、学生歴代5位、日本人学生歴代2位の1時間0分06秒で優勝した。 工藤は5km14分00秒前後の先頭集団から離れたものの、14分12秒で入る。その後10kmを28分23秒、15kmは42分30秒で通過した。 そこからの5kmは14分27秒とややペースが落ちたが、20kmは56分57秒。最後もまとめて、従来の自己ベスト(1時間2分29秒)を大幅に更新し、ワールドユニバーシティゲームズ代表に内定した。 工藤は早大2年生。箱根駅伝では2年連続で5区を務め、今年は区間2位の成績を収めている。 併催の丸亀ハーフでは早大の先輩にあたる太田智樹(トヨタ自動車)が59分27秒と、日本人初のハーフ1時間切りの日本新をマークしており、早大現役・OBがそろって好走した。

男子ハーフマラソン学生歴代10傑

  59分30秒  篠原倖太朗(駒大4)    25年   59分32秒  R.エティーリ(東京国際大1)24年   59分48秒  M.J.モグス(山梨学大2)  07年   59分51秒  R.ヴィンセント(国士大2) 20年 1時間0分06秒  工藤慎作(早大2)     25年 1時間0分11秒  A.ベット(東京国際大1)  24年 1時間0分13秒  J.ラジニ(拓大2)     20年 1時間0分16秒  S.キップケメイ(日大1)  23年 1時間0分17秒  D.キプルト(日本薬科大1) 23年 1時間0分23秒  N.キプリモ(日本薬大2)  20年 [adinserter block="4"]

男子ハーフマラソン 日本人学生歴代10傑

  59分30秒  篠原倖太朗(駒大4)  25年 1時間0分06秒  工藤慎作(早大2)   25年 1時間0分26秒  馬場賢人(立教大3)  25年 1時間0分30秒  上原琉翔(國學院大3) 25年 1時間0分31秒  吉田礼志(中央学大2) 23年 1時間0分32秒  帰山侑大(駒大3)   25年 1時間0分40秒  山野力(駒大3)    22年 1時間0分43秒  山本歩夢(國學院大1) 22年 1時間0分43秒  松山和希(東洋大2)  22年 1時間0分45秒  吉中祐太(中大3)   25年

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.30

水戸招待のエントリー発表! 棒高跳に柄澤智哉、山本聖途、諸田実咲ら男女トップ集結 戸邉直人、城山正太郎も出場予定

5月5日に行われる日本グランプリシリーズ第7戦「2025水戸招待陸上」のエントリー選手が発表された。男子棒高跳には東京五輪代表の山本聖途(トヨタ自動車)、江島雅紀(富士通)や世界選手権代表経験のある柄澤智哉(東京陸協)ら […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

2025.04.30

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」 昨年は記念大会となる第100回箱根駅伝が開催され […]

NEWS 【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦

2025.04.30

【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦

FOCUS! 高校生INTERVIEW 山田大智 Yamada Daichi 西脇工高3兵庫 2025年シーズンが本格的に始まり、高校陸上界では記録会、競技会が次々と開かれています。その中で好記録も生まれており、男子50 […]

NEWS 5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

2025.04.30

5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

5月3日に行われる静岡国際のエントリーリストが更新され、現時点で欠場届を提出した選手が判明した。 男子100mはパリ五輪代表の坂井隆一郎(大阪ガス)が欠場。坂井は4月13日の出雲陸上で脚を痛め、29日の織田記念の出場も見 […]

NEWS 26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得

2025.04.30

26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得

世界陸連(WA)は4月29日、2026年に新設する「世界陸上アルティメット選手権」の大会500日前を受け、昨年のパリ五輪の金メダリストに出場資格を与えることを発表した。女子やり投で金メダルを獲得した北口榛花(JAL)も含 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top