2025.01.07
キヤノンACは1月6日、梶原進一氏が監督に就任すると発表した。梶原氏は2006年から2009年まで日本文理大のトレーナー兼コーチをつとめ、09年からはキヤノンのトレーニングコーチを務めてチームの立ち上げに携わっていた。
梶原氏は一度チームを離れたあと、高校、大学、実業団チームに携わり、「その経験をチームに還元できるよう精進してまいります。チームの活動を通して従業員および地域に愛されるチームを作っていきたいと思います」とコメントしている。
同じく2009年からランニングコーチを務め、17~18年に監督を務めていた清水昭氏のコーチ就任も合わせて発表した。
また、12月末日で、山下真央、橋本奏が退部。長崎・諫早高出身で21年に入部している山下は「実業団選手として競技生活を送り、たくさんのかけがえのない貴重な経験ができました」とコメント。橋本は佐賀・白石高出身で、23年に加入。高校時代には全国高校駅伝や都道府県女子駅伝に出場していた。「ケガが多く結果を残すことはできませんでしたが、貴重な経験を多くさせていただき、とても感謝しています」とコメントしている。ともに今後は社業に専念する。
キヤノンは大分県を拠点として、09年4月に創部。昨年は全日本実業団対抗女子駅伝予選会(プリンセス駅伝)で26位となり、全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)を逃していた。
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