2024.12.10
第101回箱根駅伝(2025年1月2日、3日)のチームエントリー16名が12月10日に発表された。
苦戦が予想された前回は、伝統の駅伝力の高さで4位を占めた東洋大。今回は継続中では最長の20年連続シードが懸かる。
前回メンバーのうち、2区と3区でともに区間6位だった梅崎蓮と小林亮太(ともに4年)、山で奮闘した緒方澪那斗と西村真周(ともに3年)、9区2位、10区区間賞と後半区間で粘りを見せた吉田周(4年)と岸本遼太郎(3年)は順当にメンバー入り。今回も主要区冠を担いそうだ。
昨季はチームを離れていた前々回2区の石田洸介(4年)が2年ぶりにエントリー。上級生を中心にチームの足並みがそろってきた。故障していたが期待値の高い松井海斗(1年)も復調してメンバー入りした。1年生は松井を含め4人が登録されている。一方、卒業せずに在学した松山和希(4年)は外れた。
今季は好調だったトラックシーズンから一転、駅伝シーズンに入ると、出雲駅伝11位、全日本大学駅伝ではシード権を逃す13位と苦戦したが、このままでは終われない。鉄紺軍団の意地に懸けてもシードの座を守り、上位争いに加わっていく。
12月29日に区間エントリー10人と補員6人が発表。1月2日の往路、3日の復路スタートの1時間10分前(6時50分)にメンバー変更が認められる。往路、復路合わせて当日変更は6人までで、1日最大4人まで変更できる。
箱根駅伝2025 東洋大のエントリー選手をチェック!
■東洋大のエントリー選手16名(カッコ内は学年、出身校) ◎前回4位、出雲11位、全日本13位 石田 洸介(4年/東農大二高・群馬) 梅崎 蓮(4年=主将/宇和島東高・愛媛) 小林 亮太(4年/豊川高・愛知) 永吉 恭理(4年/須磨学園高・兵庫) 増田 涼太(4年/広島皆実高・広島) 吉田 周(4年/広島国際学院高・広島) 網本 佳悟(3年/松浦高・長崎) 緒方澪那斗(3年/市船橋高・千葉) 岸本遼太郎(3年/高知農高・高知) 西村 真周(3年/自由ケ丘高・福岡) 薄根 大河(2年/学法石川高・福島) 濱中 尊(2年/西武台千葉高・千葉) 内堀 勇(1年/巨摩高・山梨) 松井 海斗(1年/埼玉栄高・埼玉) 宮崎 優(1年/東洋大牛久高・茨城) 迎 暖人(1年/拓大一高・東京)
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.04.30
9月の東京世界陸上に都内の子どもを無料招待 引率含め40,000人 6月から応募スタート
2025.04.30
新しい形の競技会「THE GAME」が9月14日 大阪・万博記念競技場で開催決定!
-
2025.04.29
2025.04.29
100mH田中佑美が予選トップ通過も決勝棄権「故障ではない」昨年の結婚も明かす/織田記念
2025.04.28
100mH田中佑美が国内初戦「ここから毎週のように緊張する」/織田記念
-
2025.04.26
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.04.01
-
2025.04.12
-
2025.04.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.04.30
9月の東京世界陸上に都内の子どもを無料招待 引率含め40,000人 6月から応募スタート
東京都は今年9月に国立競技場をメイン会場として開かれる世界選手権に都内の子どもたちを無料招待すると発表した。 「臨場感あふれる会場での観戦を通じて、都内の子供たちにスポーツの素晴らしさや夢と希望を届ける」というのが目的。 […]
2025.04.30
新しい形の競技会「THE GAME」が9月14日 大阪・万博記念競技場で開催決定!
「陸上競技の魅力を最大限に引き出し、観客と選手の双方にとって忘れられない体験を」をコンセプトに、三重県で開催されてきた『THE GAME』。今年は会場を大阪府。万博記念競技場を移して、9月14日に行われることが決まった。 […]
2025.04.30
中村宏之氏が79歳で死去 福島千里、寺田明日香、伊藤佳奈恵ら女子短距離日本記録保持者を育成
女子短距離で数々のトップ選手を育成した北海道ハイテクアスリートクラブ前監督の中村宏之氏が4月29日に逝去した。享年79。 中村氏は1945年6月9日生まれ。北海道・札幌東高,日体大で三段跳、走幅跳選手として活躍し、卒業後 […]
2025.04.30
女子七種競技・アラウホが今季世界最高6396点で優勝 男子100mはバルディが9秒99/南米選手権
4月25日から27日まで、アルゼンチンのマル・デル・プラタで南米選手権が開催され、女子七種競技ではM.アラウホ(コロンビア)が6396点(13秒13、1m73、13m55、24秒43/6m55、47m62、2分17秒38 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)