HOME 高校

2024.10.26

仙台育英が男女Vで全国制覇へ好発進 男子は2時間4分00秒で10連覇 女子は1時間8分03秒で33連覇/宮城県高校駅伝
仙台育英が男女Vで全国制覇へ好発進 男子は2時間4分00秒で10連覇 女子は1時間8分03秒で33連覇/宮城県高校駅伝

仙台育英の若林司、佐々木蓮斗、渡辺光桃

全国高校駅伝の出場権を懸けた宮城県高校駅伝が10月26日、栗原市ハーフマラソンコースで行われ、仙台育英が10年連続の男女Vを遂げた。男子(7区間42.195km)は2時間4分00秒で10年連続33回目、女子(5区間21.0975km)は1時間8分03秒で33年連続33回目の優勝を飾った。

男女ともに全国優勝を狙う仙台育英が圧巻の走りを見せた。昨年都大路8位の男子は1区(10km)を務めたインターハイ5000m10位の近江亮(2年)が、29分21秒の区間賞。2区(3km)は同5000m3位のエリウッド・カヒガ(3年)が8分08秒の区間新記録で早くも独走体制を築く。その後も5区(3km)の鈴木大翔(2年)が8分20秒、7区(5km)の菅野元太(2年)が14分17秒といずれも区間新で突き放し、3つの区間新を含むオール区間賞のレースを披露した。これで全国大会の出場権は11年連続35回目となる。

2位には2時間7分05秒で東北。1区でインターハイ5000m出場の前川竜之将(3年)が29分39秒で2位発進すると、その順位をキープした。

広告の下にコンテンツが続きます

前回の都大路で1秒差の2位だった女子は、オール日本人メンバーの編成。1区(6km)を先頭から12秒差の2位中継だったが、2区(4.0975km)の長岡みさき(3年)が13分05秒の区間賞で首位奪還した。その後3区(3km)の手塚蕾(2年)が9分29秒、4区(3km)を務めたルーキー・黒田六花が9分35秒、5区(5km)の渡辺光桃(2年)が16分29秒と、いずれも区間賞。後続に3分51秒差をつけ、33年連続33回目の都大路出場権を手にした。

2位は東北が1時間11分54秒で入った。1区でルーキーの男乕結衣が19分13秒と快走し、区間賞を獲得した。

全国大会は12月22日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。なお、今年から都道府県代表のほかに、男女ともに地区代表が出場する。

全国高校駅伝の出場権を懸けた宮城県高校駅伝が10月26日、栗原市ハーフマラソンコースで行われ、仙台育英が10年連続の男女Vを遂げた。男子(7区間42.195km)は2時間4分00秒で10年連続33回目、女子(5区間21.0975km)は1時間8分03秒で33年連続33回目の優勝を飾った。 男女ともに全国優勝を狙う仙台育英が圧巻の走りを見せた。昨年都大路8位の男子は1区(10km)を務めたインターハイ5000m10位の近江亮(2年)が、29分21秒の区間賞。2区(3km)は同5000m3位のエリウッド・カヒガ(3年)が8分08秒の区間新記録で早くも独走体制を築く。その後も5区(3km)の鈴木大翔(2年)が8分20秒、7区(5km)の菅野元太(2年)が14分17秒といずれも区間新で突き放し、3つの区間新を含むオール区間賞のレースを披露した。これで全国大会の出場権は11年連続35回目となる。 2位には2時間7分05秒で東北。1区でインターハイ5000m出場の前川竜之将(3年)が29分39秒で2位発進すると、その順位をキープした。 前回の都大路で1秒差の2位だった女子は、オール日本人メンバーの編成。1区(6km)を先頭から12秒差の2位中継だったが、2区(4.0975km)の長岡みさき(3年)が13分05秒の区間賞で首位奪還した。その後3区(3km)の手塚蕾(2年)が9分29秒、4区(3km)を務めたルーキー・黒田六花が9分35秒、5区(5km)の渡辺光桃(2年)が16分29秒と、いずれも区間賞。後続に3分51秒差をつけ、33年連続33回目の都大路出場権を手にした。 2位は東北が1時間11分54秒で入った。1区でルーキーの男乕結衣が19分13秒と快走し、区間賞を獲得した。 全国大会は12月22日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。なお、今年から都道府県代表のほかに、男女ともに地区代表が出場する。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.12

國學院大がライフネット生命とスポンサーシップ契約「箱根路で最高の景色を見せられるよう邁進」

ライフネット生命保険株式会社は12月12日、昨年から結んでいる國學院大陸上競技部とのスポンサーシップ契約を延長したと発表した。 2008年に開業したライフネット生命は、オンライン生保のリーディングカンパニーとして知られる […]

NEWS 全中3000mV出田隆之助擁する中京、前回8位の大淀、戦力充実の稲美北、常盤松などが有力  14日に中学駅伝日本一決定戦/全中駅伝男子展望

2025.12.12

全中3000mV出田隆之助擁する中京、前回8位の大淀、戦力充実の稲美北、常盤松などが有力 14日に中学駅伝日本一決定戦/全中駅伝男子展望

第33回全国中学校駅伝が、12月14日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中 […]

NEWS 京山が3連覇に向けて前進 東北勢初のトップ3目指す黒石野、初出場の男山三、鶴ヶ島藤が上位候補/全中駅伝女子展望

2025.12.12

京山が3連覇に向けて前進 東北勢初のトップ3目指す黒石野、初出場の男山三、鶴ヶ島藤が上位候補/全中駅伝女子展望

第33回全国中学校駅伝が、12月14日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中 […]

NEWS 豪州で18歳・ビークロフトが10000m競歩38分02秒68のU20世界新

2025.12.12

豪州で18歳・ビークロフトが10000m競歩38分02秒68のU20世界新

12月11日、豪州シドニーで、ニューサウスウェールズ州10000m競歩選手権が行われ、I.ビークロフト(豪州)が38分02秒68のU20世界新記録をマークした。 ビークロフトは2007年生まれの18歳。競歩選手だった父の […]

NEWS 箱根駅伝初Vへ國學院大・前田康弘監督「ジョーカーにどう立ち向かっていくか」 主将・上原琉翔「先頭でタスキを」

2025.12.12

箱根駅伝初Vへ國學院大・前田康弘監督「ジョーカーにどう立ち向かっていくか」 主将・上原琉翔「先頭でタスキを」

第102回箱根駅伝で初優勝を狙う國學院大が12月12日、都内の渋谷キャンパスで壮行会と記者会見を開いた。 例年の合同による囲み取材形式から急遽、記者会見方式への変更。前田康弘監督は「今年は今のところ16人全員が元気で良い […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top