HOME 国内、日本代表、五輪
男子110mH泉谷駿介は記録上位通過ラインに0.06秒届かず 「悔しい思いを抑えて今後につなげたい」/パリ五輪
男子110mH泉谷駿介は記録上位通過ラインに0.06秒届かず 「悔しい思いを抑えて今後につなげたい」/パリ五輪

男子110mHで準決勝3着タイとなりファイナルを逃した泉谷駿介

◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)7日目

パリ五輪・陸上競技7日目のイブニングセッションが行われ、男子110mハードルの準決勝3組に出場した泉谷駿介(住友電工)は13秒32(+0.6)の3着で記録上位の通過ラインに0.06秒届かず決勝進出はならなかった。

記録上位の通過ラインまでわずか0.06秒。世界最高峰のダイヤモンドリーグで力を高めてきた泉谷は僅差での準決勝敗退となった。

広告の下にコンテンツが続きます

スタートが今ひとつで、2、3台目でハードルに引っかけてしまうなど「ぶつけてしまったり、スタートがうまく出られなかったので焦りにつながりました」。終盤で3位争いを繰り広げ、「調子は良くなかったのですが、自分の力は発揮できたので悔いはありません」と自らを納得させた。

昨年のブダペスト世界選手権では世界大会の同種目で史上初のファイナリストに。5位入賞を果たし、4月のダイヤモンドリーグ(DL)の厦門大会(中国)でパリ五輪参加標準記録を突破して代表に内定していた。

「今季はインターバルが詰まっていたのでこうなるんじゃないかと思っていました」と明かす。決勝進出を果たした村竹には「しっかり頑張ってほしいです」とエールを送った。

21年東京と同様に準決勝敗退で終わったが、「ここにたどり着くまでに多くの人にサポートしていただいた。まずは感謝したいです」と話しつつ、「悔しい思いをグッと抑えて、今後につなげたいです」と前を向いた。

◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)7日目 パリ五輪・陸上競技7日目のイブニングセッションが行われ、男子110mハードルの準決勝3組に出場した泉谷駿介(住友電工)は13秒32(+0.6)の3着で記録上位の通過ラインに0.06秒届かず決勝進出はならなかった。 記録上位の通過ラインまでわずか0.06秒。世界最高峰のダイヤモンドリーグで力を高めてきた泉谷は僅差での準決勝敗退となった。 スタートが今ひとつで、2、3台目でハードルに引っかけてしまうなど「ぶつけてしまったり、スタートがうまく出られなかったので焦りにつながりました」。終盤で3位争いを繰り広げ、「調子は良くなかったのですが、自分の力は発揮できたので悔いはありません」と自らを納得させた。 昨年のブダペスト世界選手権では世界大会の同種目で史上初のファイナリストに。5位入賞を果たし、4月のダイヤモンドリーグ(DL)の厦門大会(中国)でパリ五輪参加標準記録を突破して代表に内定していた。 「今季はインターバルが詰まっていたのでこうなるんじゃないかと思っていました」と明かす。決勝進出を果たした村竹には「しっかり頑張ってほしいです」とエールを送った。 21年東京と同様に準決勝敗退で終わったが、「ここにたどり着くまでに多くの人にサポートしていただいた。まずは感謝したいです」と話しつつ、「悔しい思いをグッと抑えて、今後につなげたいです」と前を向いた。

【動画】泉谷駿介の準決勝をcheck!

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.21

飯塚翔太が「世界新」東京世界陸上を沸かせた代表選手たちがTBS『スポ男』で身体能力を披露

TBSの『最強スポーツ男子頂上決戦2025冬』が12月21日に放送され、東京世界選手権代表選手が多数出場して番組を盛り上げた。 ビーチフラッグスやモンスターボックス(跳び箱)など、身体能力を生かすさまざまな種目で、運動神 […]

NEWS 今井悠貴がV 順大勢が上位で力示す 2位に明大の井上が入る/関東10マイル

2025.12.21

今井悠貴がV 順大勢が上位で力示す 2位に明大の井上が入る/関東10マイル

第139回関東10マイルロードレースが12月21日に行われ、一般・学生男子10マイルは、今井悠貴(順大2)が47分38秒で優勝した。 今井は前橋育英高出身。11月に10000mで29分03秒33の自己新を出しているが、箱 […]

NEWS 大東大に13分51秒30で若林司ら都大路区間賞2人、豊川・嶋岡希ら10人合格!古豪復活へ有望そろう

2025.12.21

大東大に13分51秒30で若林司ら都大路区間賞2人、豊川・嶋岡希ら10人合格!古豪復活へ有望そろう

大東大の男子長距離ブロックが26年度の推薦入学試験合格者を発表した。 この日行われた全国高校駅伝で2位に入った仙台育英(宮城)から、アンカー7区を務め区間賞を獲得した若林司が加入。5000mでは13分51秒30のベストを […]

NEWS “史上最速”の1区は学法石川・増子陽太が28分20秒!「自分の役目を果たせた」 新妻、本田とともに早大へ/全国高校駅伝・男子

2025.12.21

“史上最速”の1区は学法石川・増子陽太が28分20秒!「自分の役目を果たせた」 新妻、本田とともに早大へ/全国高校駅伝・男子

◇全国高校駅伝・男子(12月21日/京都・京都市たけびしスタジアム京都発着:7区間42.195km) 早大2026年度入部予定者をチェック! 全国高校駅伝の男子が行われ、1区(10km)は学法石川(福島)・増子陽太(3年 […]

NEWS 部員全員で戦った鳥取城北は初入賞の4位 「タスキリレーができてうれしかった」/全国高校駅伝・男子

2025.12.21

部員全員で戦った鳥取城北は初入賞の4位 「タスキリレーができてうれしかった」/全国高校駅伝・男子

◇全国高校駅伝・男子(12月21日/京都・京都市たけびしスタジアム京都発着:7区間42.195km) 全国高校駅伝の男子が行われ、学法石川(福島)が2時間0分36秒の高校最高記録で初優勝を飾った。鳥取城北(鳥取)は県最高 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top