世界陸連は7月7日、パリ五輪出場可能選手を示す世界ランキング「Road to Paris」の最新版を発表した。
日本勢では男子10000mの葛西潤(旭化成)、女子1500mの後藤夢(ユニクロ)、同5000mの樺沢和佳奈(三井住友海上)、同10000mの高島由香(資生堂)が新たに五輪への出場可能圏内に浮上。この発表を受け、日本陸連が各選手を代表選手として選出すれば、パリ五輪に出場が可能となる。
パリ五輪の出場資格については、参加標準記録を破るか、大会の成績によってランク付けされる「Road to Paris」でターゲットナンバー(TN)に入ることが条件とされている。
記録の有効期間は6月30日で一度締め切られ、日本陸連は今月4日に出場資格を得た選手を第1次内定選手として男女51人の代表を発表していた。
ただ、日本を含む世界各国で有資格選手がケガなどにより出場を辞退したり、各国のオリンピック委員会などが出場を認めない場合は出場ラインが下がることになり、今回の追加発表となった。
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