HOME 国内

2024.04.26

やり投・北口榛花 五輪シーズン初戦へ「結果がどうであれ次につなげられれば」/DL蘇州
やり投・北口榛花 五輪シーズン初戦へ「結果がどうであれ次につなげられれば」/DL蘇州

DL蘇州に出場する北口榛花(JAL)

◇ダイヤモンドリーグ蘇州大会(4月27日/中国・蘇州、オリンピックスタジアム)

世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)の第2戦・蘇州大会の前日に、女子やり投の北口榛花(JAL)が競技場で練習を行った。

昨年のブダペスト世界選手権を制し、DLではファイナルで日本人初優勝も飾った北口。パリ五輪代表に内定しており、これがシーズン初戦となる。前日のこの日はいつも通り姿勢を確認してからドリルで身体を慣らし、やりを保持して助走練習し、ピットの進み具合を確認。「モンド(社)製の(高反発)トラックではないのが久しぶりなので、目をつむって走ってみたり、いろいろ確認しました」と話す。

広告の下にコンテンツが続きます

約2週間前の会見では初戦に向けて緊張した様子も語っていた北口。初の中国に笑顔を見せ「競技場に来てやっと試合だなと思いましたし、すごく楽しくアップができました」。アジア記録(67m98)を持つ呂會會(中国)を見かけ、写真撮影を“おねだり”。「初めて話しかけて写真を撮ってもらえて満足です」と言うように、ツーショットを撮ると北口らしく無邪気に喜んだ。

帰国後は体調を崩した日もあったそうだが、「試合に出られる状態にはなった」と北口。パリ五輪イヤーの開幕となるが、「いつも通りな感じがします」と話し、「1戦目なので、結果がどうであれ次につなげられれば」と一喜一憂せずに、自然体で臨んでいく。

DL蘇州は4月27日に開催。女子やり投は20時16分(日本時間)にスタートする。

◇ダイヤモンドリーグ蘇州大会(4月27日/中国・蘇州、オリンピックスタジアム) 世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)の第2戦・蘇州大会の前日に、女子やり投の北口榛花(JAL)が競技場で練習を行った。 昨年のブダペスト世界選手権を制し、DLではファイナルで日本人初優勝も飾った北口。パリ五輪代表に内定しており、これがシーズン初戦となる。前日のこの日はいつも通り姿勢を確認してからドリルで身体を慣らし、やりを保持して助走練習し、ピットの進み具合を確認。「モンド(社)製の(高反発)トラックではないのが久しぶりなので、目をつむって走ってみたり、いろいろ確認しました」と話す。 約2週間前の会見では初戦に向けて緊張した様子も語っていた北口。初の中国に笑顔を見せ「競技場に来てやっと試合だなと思いましたし、すごく楽しくアップができました」。アジア記録(67m98)を持つ呂會會(中国)を見かけ、写真撮影を“おねだり”。「初めて話しかけて写真を撮ってもらえて満足です」と言うように、ツーショットを撮ると北口らしく無邪気に喜んだ。 帰国後は体調を崩した日もあったそうだが、「試合に出られる状態にはなった」と北口。パリ五輪イヤーの開幕となるが、「いつも通りな感じがします」と話し、「1戦目なので、結果がどうであれ次につなげられれば」と一喜一憂せずに、自然体で臨んでいく。 DL蘇州は4月27日に開催。女子やり投は20時16分(日本時間)にスタートする。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.18

駒大4年生4本柱は主要区間を熱望! 主将・山川拓馬「エース区間に挑みたい」 佐藤圭汰「しっかり走って恩返しを」

第102回箱根駅伝で3年ぶりの総合優勝を狙う駒大が12月18日、オンラインで合同会見を行い、エントリー選手が出席した。 今季の駒大は4年生の4人が強力。それぞれ希望区間を問われると、主将の山川拓馬は2区と5区、伊藤蒼唯は […]

NEWS 箱根駅伝Stories/青学大3連覇へ、過去最高レベルの戦力 「チームを勝たせる走り」を結集

2025.12.18

箱根駅伝Stories/青学大3連覇へ、過去最高レベルの戦力 「チームを勝たせる走り」を結集

前回優勝メンバーから6人が卒業 前回、10時間41分19秒の大会新記録で連覇を飾ったメンバーから6人が卒業。それも4区で歴代2位の好タイムをマークした太田蒼生(現・GMOインターネットグループ)に5、6区連続区間新で、「 […]

NEWS 横山隆義氏が死去 由良育英高でインターハイ2度の総合V 全国高校駅伝でも準優勝に導く

2025.12.18

横山隆義氏が死去 由良育英高でインターハイ2度の総合V 全国高校駅伝でも準優勝に導く

鳥取・由良育英高(現・鳥取中央育英高)の陸上部顧問として、インターハイで2度の総合優勝に導き、高校駅伝でも全国大会で2度の準優勝を果たした横山隆義氏が、12月15日、肺炎のため亡くなった。81歳だった。 横山氏は1944 […]

NEWS 26年7月に第1回U23アジア選手権開催が決定! アジア跳躍選手権も実施予定

2025.12.18

26年7月に第1回U23アジア選手権開催が決定! アジア跳躍選手権も実施予定

アジア陸連は11月に理事会を開催し、2026年7月9日から12日の日程で、第1回U23アジア選手権を中国・オルドスで開催することを発表した。 陸上競技では、U18やU20など年齢別の競技会が実施されており、U20カテゴリ […]

NEWS 中大・吉居駿恭主将「一番恩返しできるのが優勝」 溜池一太は初マラソン意向も「箱根だけしか考えていない」

2025.12.18

中大・吉居駿恭主将「一番恩返しできるのが優勝」 溜池一太は初マラソン意向も「箱根だけしか考えていない」

第102回箱根駅伝で30年ぶりとなる総合優勝を狙う中大が12月18日、東京・八王子市の多摩キャンパスで合同取材を開いた。 主将の吉居駿恭(4年)は「昨年の11月中旬くらいに(総合優勝の)目標を立てました。昨年の全日本の結 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top