2024.02.18
第56回青梅マラソンは2月18日、東京・青梅市内で行われ、男子30kmはパリ五輪マラソン代表に内定している赤﨑暁(九電工)が1時間29分46秒で優勝した。
赤﨑は序盤から独走。5kmを14分30秒で通過し、2位に33秒差をつけた。標高差85.8mを駆け上がり、中間点は43分53秒。20km過ぎの急坂を越え、25kmを1時間14分10秒で通過した。終盤はややペースダウンしたが、難コースで1時間30分切りを達成。2位に4分29秒差をつけた。
この大会ではこれまで1時間30分切りを達成したのは、2019年に大会記録(1時間29分06秒)を打ち立てたチェボティビン・エゼキエル(当時サンベルクス/ケニア)以来。1981年にオープン参加の瀬古利彦は参考記録ながら1時間29分32秒をマークしているが、日本人優勝者では初めて1時間29分台で走破した。
先月26歳となった赤﨑は、昨年10月15日のパリ五輪マラソン代表選考レース、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で2位に入り、初の五輪代表に内定している。
第56回青梅マラソンの上位成績
●男子30km 1位 赤崎暁(九電工) 1時間29分46秒 2位 金子伊吹(駒大) 1時間34分15秒 3位 坪井響己(新電元) 1時間35分41秒 ●女子30km 1位 一山麻緒(資生堂) 1時間45分21秒 2位 鈴木絵里 1時間53分42秒 3位 黒沢一久恵 2時間4分48秒
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
-
2024.05.02
2024.04.26
やり投・北口榛花 五輪シーズン初戦へ「結果がどうであれ次につなげられれば」/DL蘇州
-
2024.04.29
-
2024.04.29
2024.04.12
40年以上の人気シューズ”ペガサス”シリーズの最新作!「ナイキ ペガサス 41」が登場!
-
2024.04.26
-
2024.04.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.05.02
栗原啓吾が富士山の銘水に加入 「新たな環境で陸上を続けられる感謝を忘れず」 3月にSUBARUを退社
富士山の銘水は、5月1日付で栗原啓吾が入社したことを発表した。 栗原は群馬県出身。東農大二高時代に3年連続で全国高校駅伝の4区を走るなど活躍し、中央学大では1、2、4年時に箱根駅伝に出場。2年時には1区でトップと13秒差 […]
2024.05.02
単独インタビュー「私は田中希実ですと自信を持って言えるようになった」プロ1年目の総括と思い描くパリでのレース
昨年4月、田中希実は実業団チームを離れて「New Balance」所属の“プロランナー”としてのキャリアをスタートさせた。 プロとして駆け抜けた1年。ブダペスト世界選手権では5000m8位入賞し、ダイヤモンドリーグ(DL […]
2024.05.02
塩尻和也、太田智樹、相澤晃がパリ五輪に近づくか!?田澤が欠場、次の勢力は!?/日本選手権10000m
パリ五輪代表選考会となる第108回日本選手権10000mが5月3日に静岡・小笠山総合運動公園静岡スタジアムで行われる。男子の有力選手を見ていこう。 【女子のみどころ】3連覇中の本命・廣中が不在 小海遥、五島莉乃、高島由香 […]
2024.05.02
3連覇中の本命・廣中が不在 小海遥、五島莉乃、高島由香の三つ巴か/日本選手権10000m
パリ五輪代表選考会となる第108回日本選手権10000mが5月3日に静岡・小笠山総合運動公園静岡スタジアムで行われる。女子の有力選手を見ていこう。 【男子の見どころ】塩尻和也、太田智樹、相澤晃がパリ五輪に近づくか!?田澤 […]
Latest Issue 最新号
2024年5月号 (4月12日発売)
パリ五輪イヤー開幕!