2023.11.23
未来を担うアスリートを支援するコンテスト「AthTAG GENKIDAMA AWARD 2023」が初めて開かれ、「AtuTAG大賞」に男子短距離の本郷汰樹(オノテック)が選ばれて賞金100万円を手にした。
この賞はAthReebo株式会社が主宰する、アスリートと企業の相互支援型の社会貢献活動となる『AthTAG』によるコンテスト。同社の金沢景敏代表取締役が代表理事を務める一般社団法人スポーツインフィニティが主催し、「日本にはアスリートにお金を払う文化がない」「アスリートに新たな価値をつけて収益化したい」「引退したレジェンドアスリートの価値を高めて社会貢献したい」という思いから立ち上げた。
多岐にわたる競技者が応募し、最終選考には陸上やフェンシング、テニス、柔道、トランポリンなど男女8人が進出。自らプレゼンテーションして各賞が決まった。
公式アンバサダーと参画企業による投票の結果、本郷が100万円を獲得。本郷は1999年生まれで、愛知・瑞陵高から立命大を経て名古屋大院に進学。高校時代のベストは10秒63でインターハイで準決勝進出(いずれも高2時)。立命大では10秒42を出したが日本インカレでは決勝に進めなかったが、名古屋大院時代の昨年11月に学生歴代9位タイ(当時)の10秒12をマークした。今春からオノテック所属で競技を続けている。
本郷は賞金を遠征費などに充てたいとし、「この機会をいただいて本当にありがとうございます。9秒台を出すと宣言したので、まだ日本で4人しか出していないですが5番目になれるよう頑張っていきます!」と意気込みをコメントした。
「AthTAGプロジェクト公式アンバサダー」には柔道家・野村忠宏さん、女子テニスの伊達公子さん、プロ野球の古田敦也さん、バドミントンの潮田玲子さんが務め、準大賞にあたる副賞に、パドルボード世界選手権2連覇のライフセービング・三井結里花が選出。賞金50万円が贈られた。野村忠宏賞に柔道の服部辰成、伊達公子賞にテニスの石井心菜が選ばれそれぞれ賞金100万円を手にした。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.24
女子はレムンゴルが2連覇達成 男子はサミュエルがV/全米学生クロカン
2025.11.24
七種競技女王・ホール NFLスター選手と婚約発表 マクローリン・レヴロンらも祝福
2025.11.24
バットクレッティ 今季初V 男子はキプサングがツアー3勝目/WAクロカンツアー
-
2025.11.24
-
2025.11.20
-
2025.11.20
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.24
女子はレムンゴルが2連覇達成 男子はサミュエルがV/全米学生クロカン
11月22日、米国ミズーリ州コロンビアで全米学生クロスカントリー選手権が行われ、女子(6km)はD.レムンゴル(アラバマ大/ケニア)が18分25秒4で連覇を飾った。 レムンゴルはケニア出身の23歳。23年秋にアラバマ大に […]
2025.11.24
七種競技女王・ホール NFLスター選手と婚約発表 マクローリン・レヴロンらも祝福
女子七種競技東京世界選手権金メダリストのA.ホール(米国)が婚約を自身のSNSで発表した。お相手はNFL選手でニューヨーク・ジャイアンツ所属のダリアス・スレイトンさん。「初めて出会った場所で、永遠を誓う」というテキストと […]
2025.11.24
バットクレッティ 今季初V 男子はキプサングがツアー3勝目/WAクロカンツアー
11月23日、世界陸連(WA)クロスカントリーツアー・ゴールド第6戦のアタプエルカ国際クロスがスペイン・アタプエルカで行われ、女子(6.821km)はパリ五輪・東京世界選手権10000m銀メダリストのN.バットクレッティ […]
2025.11.24
円盤投・湯上剛輝が2大会ぶり世界一「やっと取れた」デフリンピック新の58m93
聴覚障害者のスポーツ国際大会、デフリンピックの陸上競技が行われ、男子円盤投の湯上剛輝(トヨタ自動車)が金メダルを獲得した。 64m48の日本記録を持ち、今年の東京世界選手権にも出場した湯上。「理想の展開としては1回目にし […]
2025.11.24
3区で五島莉乃と廣中璃梨佳が熱走!東京世界陸上はじめ「日本代表」たちが力走/クイーンズ駅伝
◇第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月23日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) 女子駅伝日本一を懸けた全日本実業団対抗女子駅伝が行われ、「日本代表」 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025