◇第17回U18・第57回U16陸上大会(10月20日~22日/愛媛・県総合運動公園陸上競技場)
ジュニア五輪を兼ねた第17回U18・第54回U16陸上大会の初日が行われ、上位3人が大会記録(13m96)を更新するなど激戦となったU16男子三段跳は、2回目に追い風参考ながら14m78(+2.9)を跳んだ柳澤響喜(法政二高1神奈川)が全国初Vを果たした。
9月末の県高校新人で中学時代のベストを1m以上更新する14m50(+1.2)の自己新をマークするなど上り調子でこの日を迎えていた柳澤。「14m50以上を跳んで優勝が目標だったので、勝ててうれしい。記録は追い風参考になりましたが、ベスト以上を跳べたのでよかったです」と満面の笑みを浮かべた。
全国大会出場も今回が初めてだったが、「高校に入って筋力がつき、スピードがアップしました。緊張もなく、しっかり助走も走れたのが良かったです」と勝因を口にする。今大会がシーズン最後の三段跳の試合となり、「良いかたちで締めくくれた。2大会続けて良い結果を残せたので、来年はインターハイで決勝に残れるようさらにレベルアップしていきたい」と目を輝かせる。中学時代6m57だった走幅跳も6m87までアップ。2024年シーズンは、愛媛の地でつかんだ自信を胸に2種目で福岡インターハイ上位進出を目指す。
近畿ユース1年の部を制している磯山福太郎(西宮東高1兵庫)が4回目に高1歴代でもトップ20に入る14m73(+1.3)の好記録で2位と健闘。柳澤の残した公認記録のの最高が14m17にとどまったことから、この記録が大会記録として残る。「優勝が目標だったので負けたのは悔しいですが、自己ベストを更新できたので記録的には満足しています」と納得の表情。来シーズンは昨年のU18大会を制している藤本謙伸(社高3兵庫)がマークした兵庫県高2最高でもある15m36を上回ってのインターハイ上位進出が目標となる。
最終5回目に中学歴代13位の14m21(+1.7)をマークした田伏兜真(柏田中中3千葉)が6位から順位を上げ3位と健闘。「14m58の中学最高を狙っていたので悔しいですが、順位は満足。最後まで楽しく試合ができました。高校でも記録を更新できるよう頑張りたい」と力強く抱負を話した。
初日はU16・18男女合わせて18種目の決勝が行われU18男子円盤投で松田流輝(市岐阜商3岐阜)が47m62、U18女子棒高跳で柳川美空(前橋育英高3群馬)が4m05(大会新)でそれぞれインターハイに続き2冠を獲得。柳川は4m17の高校&U20新記録に挑み、惜しくもクリアはならなかったが、2年前のU16、昨年のU18に続く大会3連覇を果たした。U16男子砲丸投では今回と同じ舞台で行われた全中を制している大垣尊良(厚真スロー・北海道/中3)が最終5投目に中学歴代3位の16m93を放ち同じく2冠に輝くなど躍動した。
文/花木 雫
U18・16大会 1日目の優勝者一覧
<U18男子> 3000m 佐野元輝(東海大菅生高3東京)8分21秒42 300mH 金田壮平(社高3兵庫)36秒94 3000mW 若本琉惺(小豆島中央高2香川)12分43秒77 三段跳 水内琉偉(日根野高2大阪)14m72(-0.3) 砲丸投 阿部佑樹(柴田高2宮城)16m02 円盤投 松田流輝(市岐阜商高3岐阜)47m62 ハンマー投 鈴木駿星(長生高2千葉)62m67<U18女子> 300mH 福岡梓音(中村学園女高2福岡)42秒07 3000mW 奥野紗(浪速高2大阪)13分42秒87 棒高跳 柳川美空(前橋育英高3群馬)4m05=大会新 三段跳 山中真琴(京都文教高2京都)12m19(-0.4) 円盤投 矢野結衣(添上高2奈良)41m53 ハンマー投 工藤実幸乃(筑豊高2福岡)50m47<U16男子> 150m 間木悠喜(浜松工高1静岡)16秒00(+0.4) 三段跳 柳澤響喜(法政二高1神奈川)14m78(+2.9)公14m17=大会新 砲丸投 大垣尊良(厚真スロー・北海道/中3)16m93<U16女子> 150m 柴田弥聖(茨城キリスト高1茨城)18秒26(-1.8) 棒高跳 大豆生田花音(樹徳中3群馬)3m70RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2026.11.06
競歩指導者の鈴木茂雄氏が78歳で他界 競歩界の発展に尽力、日本陸連競歩部長など歴任
2026.11.06
2027年WA室内ツアーの日程が決定 ゴールド大会はミルローズ・ゲームなど8試合
2026.11.04
2026.11.04
2026.10.31
【大会結果】第58回全日本大学駅伝(2026年11月1日)
2026.11.01
2026.10.31
2026.10.31
2026.11.01
2026.10.17
2026.10.08
2026.10.17
Latest articles 最新の記事
2026.11.06
競歩指導者の鈴木茂雄氏が78歳で他界 競歩界の発展に尽力、日本陸連競歩部長など歴任
競歩指導者の鈴木茂雄氏が11月3日に病気のため亡くなった。78歳だった。 鈴木氏は東京都荒川区出身。区役所に勤務しながら競歩の指導に携わり、小坂忠広、園原健弘、今村文男といったオリンピアン、指導者として活躍する三浦康二氏 […]
2026.11.06
2027年WA室内ツアーの日程が決定 ゴールド大会はミルローズ・ゲームなど8試合
世界陸連(WA)は11月6日、27年のWA室内ツアーの日程を発表した。26年12月にも1試合実施されるが、残る73試合が1月から3月にかけて予定されている。 ツアーでは大会の規模により、ゴールド、シルバー、ブロンズ、チャ […]
Latest Issue
最新号

2026年11月号 (10月14日発売)
アジア大会総特集
駅伝プレビュー

