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2023.10.19
三段跳の中山昂平が現役引退 中京大院時代に日本インカレV「一緒に勝負できるのが楽しかった」
男子三段跳の中山昂平(渡辺パイプ)が今季での現役引退を表明した。中山は長野県出身の29歳。上田東高時代からインターハイ5位、日本ユース選手権6位、国体7位など全国トップクラスで活躍し、中京大では日本インカレ2位に入った。大学院に進み、2年時に自己ベスト、当時の東海学生記録となる16m63を跳んで優勝。「アスナビ」を通じて渡辺パイプに所属し、ケガに苦しむも2年目には日本選手権で3位に食い込んだ。
自己記録更新こそならなかったが、ライバルから「日本一美しい」と言われる跳躍と安定感で各大会で上位に入っていた。今年は全日本実業団対抗で4位、ラストゲームとなった鹿児島特別国体では16m10(+0.6)で2位。仲間たちからケースにメッセージが入った薩摩芋焼酎が贈られた。
中山は自身のSNSで「陸上競技、一区切り」とし、「最後の最後まで楽しく試合ができました。高校・大学時代から一緒に戦ってきた選手がほとんどで、いつも一緒に勝負できるのが本当に楽しかったです。記録を伸ばせず悔しかったですが、社会人で5年間競技をやらせていただき得られたっものも大きかった」と感謝を綴っている。
【写真】ともに戦ってきた仲間たちから芋焼酎をプレゼントされた中山昂平
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