HOME 国内、高校

2023.09.30

高3・西田有里が強烈スパートで800m制す 高校歴代4位の2分04秒15「国体では高校記録更新を」/新潟ACC
高3・西田有里が強烈スパートで800m制す 高校歴代4位の2分04秒15「国体では高校記録更新を」/新潟ACC

女子800mの西田有里

女子800m高校歴代10傑

2.02.57 塩見 綾乃(京都文教3京都)   2017. 8. 1
2.02.74 川田 朱夏(東大阪大敬愛3大阪) 2017. 8. 1
2.04.00 西村 美樹(東京3東京)     2000. 8. 5
2.04.15 西田 有里(草津東3滋賀)    2023. 9.30
2.04.29 福田 翔子(松江北3島根)    2016. 8. 1
2.04.44 久保瑠里子(広島井口3広島)   2006. 7. 2
2.04.73 ヒリアー紗璃苗(明星3東京)   2019. 6.29
2.04.82 新井 文子(群馬女短大附3群馬) 1985.10.23
2.04.85 池崎 愛里(舟入3広島)     2016. 8. 1
2.05.16 平野 綾子(横須賀3神奈川)   2012. 8. 1

◇アスレチックスチャレンジカップ(9月30日~10月1日/新潟市・デンカビッグスワンスタジアム) 日本グランプリシリーズ新潟大会のアスレチックスチャレンジカップの1日目が行われ、タイムレースで行われた女子800mは3組の西田有里(草津東高3滋賀)が高校歴代4位の2分04秒15で優勝した。 残り150mで7番手だった西田が、強烈なスパートで次々と抜き去る。最後は日本選手権覇者の池崎愛里(ダイソー)をもかわした。 タイムは5月の木南記念でマークした2分05秒09を0.94秒更新。「国体で記録を狙っていて、今回はとりあえず自己新を目指していました。2分04秒台が出せればと思っていましたが、(2分04秒)の前半まで行くとは。大幅に出せたのは自信になります」と笑顔を見せた。 当初は前のほうでレースを進める予定だったが、位置取りに手間取りで集団の後方につけた。速報表示用のタイマーが途中で止まり、ペースがわからなくなったが、「かえって固くならずに走ることができました」と西田。得意のラストスパートで切れ味を見せた。「自己ベストを更新できてうれしいです」 インターハイでは優勝を目指していたものの、2位と悔しい結果。「タイムも出せなくて勝負もできませんでした」。秋を国体を目指して気持ちを切り替えていた。9月上旬に苦手意識のあった1500mで自己ベスト(4分24秒47)が出て「800mでも中盤に粘りが出てきました」と手応えを感じている。 鹿児島国体でのターゲットは800mの高校記録(2分02秒57)。「ずっと更新したいと思ってやってきたので更新したいです」と意気込んだ。

女子800m高校歴代10傑

2.02.57 塩見 綾乃(京都文教3京都)   2017. 8. 1 2.02.74 川田 朱夏(東大阪大敬愛3大阪) 2017. 8. 1 2.04.00 西村 美樹(東京3東京)     2000. 8. 5 2.04.15 西田 有里(草津東3滋賀)    2023. 9.30 2.04.29 福田 翔子(松江北3島根)    2016. 8. 1 2.04.44 久保瑠里子(広島井口3広島)   2006. 7. 2 2.04.73 ヒリアー紗璃苗(明星3東京)   2019. 6.29 2.04.82 新井 文子(群馬女短大附3群馬) 1985.10.23 2.04.85 池崎 愛里(舟入3広島)     2016. 8. 1 2.05.16 平野 綾子(横須賀3神奈川)   2012. 8. 1

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.26

【学生長距離Close-upインタビュー】全日本大学駅伝1区区間賞の志學館大・中村晃斗 「結果にこだわっていきたい」

“地元残留”でトラックを突き詰める 23年春、大学は地元の志學館大へ。当初は関東の大学に進む予定だったが、「このまま行っても高校時代の繰り返しになります。勉強して自分1人でもやっていけると思ったので、ここに残って1500 […]

NEWS 熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導

2025.11.26

熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導

熊本信愛女学院高(熊本)の元陸上競技部監督で、長年多くのランナーを育てた山口和也さんが11月23日、病気のため亡くなった。71歳。 1980年に同校に赴任した山口さん。当時の日本女子長距離は黎明期であったが、山口さんは高 […]

NEWS 世界クロカンU20代表選考会エントリー確定 インターハイ&国スポV新妻遼己や本田桜二郎ら 女子は細見芽生、真柴愛里

2025.11.26

世界クロカンU20代表選考会エントリー確定 インターハイ&国スポV新妻遼己や本田桜二郎ら 女子は細見芽生、真柴愛里

世界クロカンU20代表選考会確定エントリーリストをチェック! ●男子5000m 吉田星(東海大札幌高2北海道) 新妻遼己(西脇工高3兵庫) 本田桜二郎(鳥取城北高3鳥取) 五十嵐新太(水城高3茨城) 村上遵世(鳥取城北高 […]

NEWS パリ五輪4×400mR金のウィルソンが地元のメリーランド大に進学決定

2025.11.26

パリ五輪4×400mR金のウィルソンが地元のメリーランド大に進学決定

【動画】報道陣を前にメリーランド大への入学を発表したウィルソン

NEWS 男子3000m障害・ジャガーが現役引退 リオ五輪銀、ロンドン世界陸上銅など活躍 「別れの時が来た」

2025.11.26

男子3000m障害・ジャガーが現役引退 リオ五輪銀、ロンドン世界陸上銅など活躍 「別れの時が来た」

【画像】引退を表明したジャガー この投稿をInstagramで見る Evan Jager(@evanjager)がシェアした投稿

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top