2023.07.29
◇Athlete Night Games in FUKUI2023(7月29日/福井県営:9.98スタジアム)
日本グランプリシリーズG2のAthlete Night Games in FUKUIが行われ、男子100mは多田修平(住友電工)が10秒10(+0.8)で優勝した。
「久しぶりの優勝はうれしいです」。フィニッシュ後、思わず雄叫びを上げた。中盤からの加速で勝負あり。「欲を言えば10秒0台、パリ五輪の参加標準記録(10秒00)も切りたかったですが、今日は褒めたいと思います」と笑顔を見せた。
走りの安定を目指して「体重が増えている」こともあり、「スタートの初速、5~6歩がのっそりしている」。ただ、その安定感は中盤の加速部分にしっかりと生かされた。
苦悩を乗り越えての復活劇。「春までの1年間はなかなかふさぎこんでいました」。東京五輪以降のモチベーション低下からなかなか抜け出せなかった。それでも徐々に向きになり、「今は明るい雰囲気で練習できています」。
10秒1台は日本選手権を制して東京五輪代表を決めた日本選手権以来となる。これまで「優勝はないですが」と前置きしつつ、17年の日本インカレでは大学ベストの10秒07を出した相性の良い福井で見せた快走。
「試合を重ねて課題を修正していきたい。(東京)オリンピックの悔しさはパリで晴らしたい。個人のファイナルとリレーの金メダルを目指す。パリ五輪の参加標準記録は今年中に切りたいです」
ロケットスタートで湧かせたスプリンターが、苦難を乗り越え大人のアスリートへ。再び世界を目指して駆け抜けていく。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2026.05.27
ハーフ元世界記録保持者・カンディエに新たなドーピング規則違反 検査において改ざんを試みる
-
2026.05.26
-
2026.05.25
-
2026.05.21
-
2026.05.21
2026.05.13
ユニクロ女子陸上競技部が新ユニフォームを発表! 東日本実業団選手権から着用予定
-
2026.04.29
Latest articles 最新の記事
2026.05.27
ハーフ元世界記録保持者・カンディエに新たなドーピング規則違反 検査において改ざんを試みる
世界陸連(WA)の独立不正調査機関「アスリート・インテグリティ・ユニット(AIU)」は、5月27日までに男子長距離のK.カンディエ(ケニア)ら複数の選手に対し、ドーピング規則の違反などによる処分を科すことを発表した。 カ […]
2026.05.27
来年の北京世界陸上の参加標準記録発表!100m9秒95、5000m12分50秒など軒並み上昇
世界陸連(WA)は、2027年に中国・北京で開催する世界選手権の参加標準記録を発表した。 北京世界選手権の出場資格を得るためには、参加標準記録を突破するか、ワールドランキングで各種目の出場枠(ターゲットナンバー内)に入る […]
2026.05.26
吉田星が1500m3分47秒59 田村実夢は100mH13秒75&5冠 大垣尊良は17m35/インターハイ北海道支部大会
滋賀インターハイ(7月30日~8月5日)に向けた都府県大会が行われている。一方、北海道では全道大会出場を懸けた支部大会が、5月19日か23日にかけて10会場で開催された。 19日から4日間行われた札幌支部では、男子150 […]
Latest Issue
最新号
2026年6月号 (5月14日発売)
落合晃&丸山優真が日本新
26春 学生長距離勢力図