◇第25回アジア選手権(7月12日~16日/タイ・バンコク)4日目
アジア選手権の4日目がタイ・バンコクで行われ、男子200m準決勝に出場した鵜澤飛羽(筑波大)が3組で20秒56(-0.4)の1着。全体でもトップタイムを出して悠々、決勝へ進出した。
世界選手権に向けてのポイントを意識して「ある程度、しっかり走った」。しかし、途中でレーンを示すシールが剥がれて腕にまとわりつくアクシデントも。加えて「まだ動きが思ったよりよくなくて、上と下の連動ができていない」と言う。
それでも堂々たるパフォーマンス。初代表にも「普段と変わらないのが自分のいいところ」と気負いはない。むしろ決勝に向けて「もっと集中すれば良い動きができると思いますし、金メダルも目指せると思います」と笑顔を浮かべる。
今季は静岡国際で追い風参考ながら20秒10(+2.6)、日本選手権も初優勝と波に乗っている鵜澤。一気にアジアの頂点を狙う。
オレゴン世界選手権代表の上山紘輝(住友電工)も決勝へ。「日本選手権より動きが良くなってきた」と巻き返しを誓う。
200m決勝は5日目、日本時間の20時05分にスタートする。
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