2023.06.05
◇第20回U20アジア選手権(6月4日~7日/韓国・醴泉)1日目
U20アジア選手権の1日目には男女8種目で決勝が行われ、男子3000mでは長嶋幸宝(旭化成)が8分19秒49で金メダルを獲得した。
5人による争いとなった男子3000m。スタートから200mで先頭に立った長嶋は1000mを2分40秒で通過すると、このペースについていける選手はいなかった。リードを徐々に広げていくと、2000mを5分24秒とラップを刻み、独走で国際大会に優勝を飾った。
長嶋は高卒1年目の社会人ルーキー。兵庫出身で中学から全国大会で活躍し、西脇工高ではインターハイで入賞を重ねたほか、昨年度は全国高校駅伝、都道府県対抗男子駅伝の1区で区間賞を獲得している。
また、女子5000mでは米澤奈々香(名城大)16分37秒37で優勝を果たすと、松本明莉(積水化学)が16分42秒22で2位となり、日本勢がワンツー・フィニッシュ。女子やり投は櫻井希美(済美高3岐阜)が1投目に50m02を投げて快勝した。
このほか、男子棒高跳の北田瑠偉(日体大)が5m10で銅メダルを獲得し、渡邉瑛斗(筑波大)が5m05で4位。5m50の大会新記録を樹立したS.M.アブデルサラム(カタール)が金メダルに輝いた。
2日目には13種目で決勝を実施。男子100m決勝には黒木海翔(東福岡高3)と成島陽紀(東洋大)が出場を決めている。
【動画】長嶋幸宝が金メダル!独走の3000mをチェック
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.12
ボストンマラソンに世界歴代8位のコリル、女子はパリ五輪4位のロケディがエントリー
-
2025.12.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.12
ボストンマラソンに世界歴代8位のコリル、女子はパリ五輪4位のロケディがエントリー
ボストンマラソンの主催者は12月11日、来年4月20日に米国で開催される同大会への出場選手6名(車椅子レースを含む)を発表した。 男子のJ.コリル(ケニア)、女子のS.ロケディ(ケニア)と、前回大会優勝者が出場予定。コリ […]
2025.12.12
グランドスラム・トラックが財政難で破産申請へ 創設者マイケル・ジョンソン氏「使命と未来はあきらめない」
今年新設されたリーグ大会、グランドスラム・トラックが破産申請を行ったことが現地メディアで報じられている。 グランドスラム・トラックはマイケル・ジョンソン氏を創設者・コミッショナーとして新設されてたリーグ戦。4大会を実施予 […]
2025.12.11
タイの19歳ブーンソンが100m9秒94!!!日本記録上回るアジア歴代3位、U20世界選手権2大会ファイナル
東南アジア大会がタイ・バンコクのスパチャラサイ競技場で行われ、男子100mでタイのプリポル・ブーンソンが9秒94(+0.7)をマークした。 予選で出されたこの記録はアジア歴代で日本記録(9秒95:山縣亮太)を上回る3位。 […]
2025.12.11
青学大・原晋監督が最大のライバルに駒大 「勝つ知識、ノウハウを兼ね備える」 箱根V3へ不安材料は「経験者が少ない」
第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 壮行会後に記者会見が行われ、一番のライバル校を問われた原監督は「一番はやはり駒澤大学です。ここ11年 […]
2025.12.11
箱根駅伝V3へ青学大が壮行会 主将・黒田朝日「新たな歴史を作る舞台」 2年連続区間賞・塩出翔太「良い報告ができるように」
第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 お昼休みで多くの学生や教職員が集まるなか、原監督は「シーズン当初は新体制となり、学生たちには『勝つ確 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025