2023.04.22
◇TOKYO Spring Challenge(4月21日/東京・国立競技場)
日本グランプリシリーズG2のTOKYO Spring Challengeが行われ、女子2マイルは樺沢和佳奈(三井住友海上)が9分42秒44で制した。
「1km3分ペースでいって9分39秒くらいは出したかったのでそこは反省。練習ではいい感覚がつかめていたのですが」と振り返る。
昨年度まで資生堂の主将を務めていた樺沢。これが三井住友海上の緑のユニフォームを着て走る初レースだった。チームに合流して3週間ほどだが、「自主性が求められる。自立してトレーニングしていきたいです」と語る。
資生堂は全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)を制し、一山麻緒、五島莉乃らが所属する「日本一のチーム」。誰もが高みを目指す雰囲気で、樺沢自身も「自己ベストも出て、長い距離でも記録が出るなど成長できました」と言う。
元々、群馬・富士見中時代から1500mでトップランナーとして活躍してきた樺沢。スピードを武器にしてきたが、5000mで15分24秒79、10000mでも32分58秒17とベストをマークし、10kmでも32分04秒を出した。
ただ、「コロナ禍もあって、残りの競技人生を考えた時にどこかモヤモヤを変えないといけない。トラックで世界を目指したい」と心機一転、移籍を決めた。「来年のパリ五輪、東京世界選手権に5000mで出場するのが目標です」と新天地でさらなる飛躍を誓う。
※誤りを修正しました。申し訳ございません。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.04
世界陸連主催大会での年齢制限を緩和 高校1年生相当で全種目に出場可能
2025.12.03
明大主将に短距離・神戸毅裕が就任 「紫紺の矜持を重んじ、研鑽を重ねる」
-
2025.12.02
-
2025.12.02
-
2025.11.28
-
2025.11.29
-
2025.12.01
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.04
世界陸連主催大会での年齢制限を緩和 高校1年生相当で全種目に出場可能
世界陸連(WA)は12月2日・3日の両日に評議会を開催し、各種ルールの確認や規則改定について協議した。 その中で、WA主催大会の一部種目で設けられていた年齢制限を撤廃することが決まった。 従来は、マラソンおよび35km競 […]
2025.12.04
男子短距離・栁田大輝がHondaに入社! 「『世界のHonda』の名に恥じぬよう、努力を重ねていきたい」
12月4日、Honda陸上部は、パリ五輪男子4×100mリレー代表の栁田大輝(東洋大)が2026年4月に入社することを発表した。 栁田は群馬県出身。中学時代には全中走幅跳で優勝、100mでも2位に入るなど、世代トップクラ […]
2025.12.03
明大主将に短距離・神戸毅裕が就任 「紫紺の矜持を重んじ、研鑽を重ねる」
明大競走部は、チームのホームページで12月1日からスタートした新体制を発表し、主将には短距離ブロックの神戸毅裕が就任した。 神戸は東京・明星学園高出身。高校時代はインターハイ南関東大会4×100mリレーで優勝したほか、U […]
2025.12.02
世界陸上銅メダルの藤井菜々子に那珂川市市民栄誉賞&北九州市民スポーツ大賞
9月の東京世界選手権女子20km競歩で銅メダルを獲得した藤井菜々子(エディオン)が、出身地である福岡県那珂川市の市民栄誉賞、そして高校時代を過ごした北九州市の北九州市民スポーツ大賞を受賞することが決まり、12月2日に両市 […]
2025.12.02
サニブラウンがピックルボール初体験!子どもたちと真剣勝負「スポーツの力あらためて感じる」
ピックルボール普及のためのイベントTORAY PICKLEBALL EXPERIENCEが12月2日に東京の有明アーバンスポーツ内のコートで行われ、男子短距離のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が参加した。 ピック […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025