2023.04.04
西鉄陸上競技部は3日、山梨学大卒の伊東大暉、神奈川大卒の島崎昇汰、ひらまつ病院から移籍した太田黒卓と選手3名が新たに加入したことを発表した。
伊東は鹿児島県出身で、山梨学大では主将を務めた。鹿児島実高時代は3000m障害でインターハイ決勝進出。2年時に全国高校駅伝で6区を走った。高校時代の5000m自己ベストは14分21秒30。大学では3年時の箱根駅伝で4区に出走。主将として臨んだ4年時の箱根駅伝は8区で区間11位だった。3年時の箱根予選会でハーフマラソンの自己ベスト1時間4分4秒をマーク。同年10000mで28分42秒54と自己ベストを出した。
西鉄の地元・福岡県出身で前原中時代から800mや1500mで全中やジュニアオリンピックに出場していた島崎は、大牟田高3年時のインターハイ1500mで6位入賞と全国で活躍。全国高校駅伝、都道府県駅伝にも出場した。神奈川大に進学し、1500mで関東インカレに出場。4年時には副主将を務めた。1500mの自己ベストは3分49秒41。10000mは大学入学当初から1分以上も自己記録を更新し、4年時は28分28秒68まで伸ばしている。
ひらまつ病院から移籍した太田黒は、熊本県出身。多良木高3年時にはインターハイ800mで8位、国体にも出場するなど全国で活躍した。上武大では2年時に箱根駅伝で3区に出走。3、4年時にはエース区間の2区を任された。大学卒業後は八千代工業に所属し、1年目にハーフマラソンで自己ベストの1時間3分1秒をマーク。22年にひらまつ病院に移籍した。10000m自己ベストは28分44秒34。
西鉄は主将の久保和馬がパリ五輪マラソン代表選考レースの「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場権を獲得しており、久保は昨年3月の東京マラソンで2時間8分48秒と西鉄新記録を樹立。福岡市を拠点に活動し、3選手が加わり13名の選手が所属する。
西鉄に入社した伊東、島崎、大田黒のコメント
伊東大暉 4月から入社させていただきます。伊東大暉です。地域の方々に勇気や感動を与えられる走りができるように、精一杯頑張ります。応援よろしくお願いします。 島崎昇汰 4月より新しく入社しました、島崎昇汰です。地元福岡で競技を続けられることに感謝の気持ちを持ち、1年目からチームに貢献する走りをしていきます。よろしくお願いいたします 太田黒卓 4月より入社しました太田黒卓です。即戦力としてチームに貢献できるように頑張ります。応援よろしくお願いします!RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.07
編集部コラム「追いかけっこ」
2025.11.07
メモリードが実業団陸上部の活動終了を発表 今後は個人アスリート支援へ
-
2025.11.07
-
2025.11.06
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.02
-
2025.11.02
-
2025.11.03
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.07
編集部コラム「追いかけっこ」
毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]
2025.11.07
メモリードが実業団陸上部の活動終了を発表 今後は個人アスリート支援へ
11月7日、実業団のメモリードは、27年3月をもって実業団陸上部としての活動を終了すると発表した。今後は「チーム単位での支援」から「個人アスリート支援」へと方針を転換し、陸上競技に限らず幅広いスポーツ分野の選手を対象に支 […]
2025.11.07
日本陸連・有森裕子会長に岡山市市民栄誉賞「本市の名を高めることに特に顕著な功績」五輪2大会メダル
岡山市は11月7日、女子マラソンで五輪2大会連続メダリストの日本陸連・有森裕子会長に、岡山市市民栄誉賞を授与し同日授与式が執り行われた。 有森会長は岡山県岡山市出身の58歳。女子マラソンにおいて、1992年バルセロナ五輪 […]
Latest Issue
最新号
2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望