2022.11.04
明治大学(M)、青山学院大学(A)、立教大学(R)、中央大学(C)、法政大学(H)の私学5大学が参加する「MARCH対抗戦」が、今年も11月25日(金)に町田GIONスタジアム(町田市立陸上競技場)で開催されることが発表された。
主催は、青山学院大の原晋監督が代表理事を務める一般社団法人アスリートキャリアセンターで、「箱根駅伝に負けないような熱く、エンターテインメント性の高い大会を作りたい」「選手たちが活躍できる環境を増やしたい」というコンセプトのもと、昨年からスタートした。
種目は10000mのみで、レースは全5組で実施。各大学上位10人の合計タイムで順位を競う。GMOインターネットグループがメインスポンサーを務め、優勝チームには30万円が贈られるなど、成績に応じて各大学、個人に奨学金が授与される。
大会ホームページから事前に登録すると競技場内限定200人、スタンド限定5000人が無料で観戦できるほか、レースの模様は、前半(午後3時〜5時予定)をアスリートキャリアセンター公式YouTubeチャンネルで、後半(午後5時〜7時予定)はABEMAの「SPORTS LIVEチャンネル」でライブ配信される。
箱根駅伝でシード権を持つ青学大、中大、法大に加え、10月15日の予選会を明大と立大が突破。原監督は大会ホームページを通して「箱根駅伝連覇を目指す上で、他大に負けられない前哨戦ともなります」とコメントしており、昨年以上の熱い戦いが繰り広げられそうだ。
■MARCH対抗戦 出場校指揮官コメント(全文ママ)
明大
山本佑樹 駅伝監督
「今年もMARCH対抗戦が開催されることを本当に嬉しく思います。開催にご尽力いただいた皆様に感謝致します。立教大学が箱根駅伝に帰ってきました。このMARCH対抗戦の成果が早くも出たのだと思います!明治大学は、箱根駅伝でシード権を取ることが目標です。他大学の選手に勝負を挑み、切磋琢磨して力をつけたいと思っています。みんなで良いレースにしましょう!」
青学大
原 晋 長距離監督
「12月10日箱根駅伝16人エントリーに向け大変重要なMARCH対抗戦2022となる。また箱根駅伝連覇を目指す上で、他大に負けられない前哨戦ともなります。四年生エース近藤、岸本さらにはニュースター選手誕生もあります。昨年以上のパワフルな走りをご期待ください!」
立教大
上野裕一郎 男子駅伝監督
「55年ぶりとなる箱根駅伝出場を果たしました。先に、関係者各位に多大なるご支援を賜り厚く感謝申し上げます。箱根駅伝にRの文字を見なくなり55年が経ちますが、来年2023年1月2日、3日に復活いたします。MARCHの名前が揃います。本当にここまでよく頑張ってきた学生たちを褒めてあげて下さい。MARCH対抗戦ではチームで1つでも上の順位を目指し、1人1人がチームの為、個人の競技力向上の為に頑張ります。応援宜しくお願いします」
中大
藤原正和 駅伝監督
「今年もMARCH対抗戦に参加できる事を大変嬉しく思います。箱根駅伝前哨戦として早くも定着してきた今大会、各大学がしのぎを削る中、我々もプライドを魅せられるようチーム一丸となって頑張りたいと思います。今年のチームは″勝つ事への執念″を1年かけて醸成してきました。手が届きそうな今だからこそ、勝つ事の喜びを今大会で覚え、箱根本番に繋げていきたい考えです。昨年チャンピオンの青山学院さんへ、挑戦するのは我々だ!」
法大
坪田智夫 駅伝監督
「昨年に引き続き、このような対抗戦を企画していただきありがとうございます。法政大学は多くの方々のご支援・ご声援をいただき、例年以上に充実した夏合宿を行うことができました。その成果として特に上位層のレベルアップが実感でき、実績豊富な4年生を中心としてチーム全員で箱根駅伝本戦に繋がるような走りをしたいと思います。箱根駅伝での目標達成のために、より層に厚みのあるチームを目指していきます」

RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.05.09
木南記念 400mH豊田兼、100mH福部真子らが出場見送り
-
2025.05.09
-
2025.05.09
-
2025.05.09
2025.05.03
名伯楽・中村宏之氏の葬儀しめやかに 福島千里、寺田明日香、伊藤佳奈恵らを指導
-
2025.05.03
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.04.12
-
2025.04.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.05.09
木南記念 400mH豊田兼、100mH福部真子らが出場見送り
日本グランプリシリーズの木南記念の最終エントリー選手リストが公開された。 男子400mハードルのパリ五輪代表、豊田兼(トヨタ自動車)がエントリーを取り消した。豊田は5月3日の静岡国際で48秒62をマークして優勝。5月18 […]
2025.05.09
中大が6年ぶり4×100mR優勝! 日本一目標に「これからもこのチームで挑んでいきたい」/関東IC
◇第104回関東インカレ(5月8~11日/神奈川・相模原ギオンスタジアム)2日目 学校対抗の第104回関東インカレの2日目が行われ、男子1部4×100mリレーは中大が39秒03で優勝を飾った。 混戦となったレースで、アン […]
2025.05.09
【選手名鑑】森 凪也
森 凪也 MORI NAGIYA SNS: Honda 1999年7月3日 筑邦西中(福岡)→福岡大大濠高(福岡)→中大 5000m:13.15.07(25年) 10000m:28.15.17(23年) ■代表歴 アジア […]
2025.05.09
日本選手権のタイムテーブルが公開! 女子やり投は7月4日18時半ごろスタート 各日の競技終了後に「ウィナーズパレード」を実施
5月9日、日本陸連は7月4日から6日まで行われる第109回日本選手権(東京・国立競技場)のタイムテーブル案を発表した。 9月の東京世界選手権の代表選考会を兼ねる今回は、近年併催されてきたU20日本学選手権と切り離し、3日 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)