◇オレゴン世界陸上(7月15日~24日/米国・オレゴン州ユージン)10日目
オレゴン世界陸上10日目のイブニングセッションに行われた女子800m決勝は、東京五輪と金メダルのアシング・ムー(米国)と、銀メダルのケリー・ホジキンソン(英国)が再び激闘を演じた。
東京五輪ではムーが米国新・U20世界歴代2位の1分55秒21で制し、ホジキンソンは英国新の1分55秒88。1周目を57秒で通過する展開から、残り300mでムーが前に出る。それに反応したホジキンソンが後ろにつき、最後の直線へ。
ホジキンソンが内側からかわそうとするが、ムーがそれを許さない。互いに力を尽くしたレースは、その位置のままフィニッシュを迎えた。ムーが今季世界最高の1分56秒30で五輪に続く金メダルを手にし、ホジキンソンは0.08秒差でまたも銀メダルだった。
ムーが2002年6月8日生まれ、ホジキンソンが2002年3月3日生まれでともに20歳。若きライバルの切磋琢磨が、39年間も残る世界記録(1分53秒28=ヤルミラ・クラトフヴィロヴァ/チェコスロバキア、1983年)の更新へとつながっていくかもしれない。
■女子800m上位成績
1位 アシング・ムー(米国) 1分56秒30
2位 ケリー・ホジキンソン(英国) 1分56秒38
3位 マリー・モラア(ケニア) 1分56分71
4位 デリベ・ウェルテジ(エチオピア) 1分57秒02
5位 ナトヤ・ゴール(ジャマイカ) 1分57秒90
6位 レーブン・ロジャーズ(米国) 1分58秒26
7位 アニタ・ホルバット(スロバキア) 1分59秒83
8位 アジー・ウィルソン(米国) 2分00秒19
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
-
2024.05.05
-
2024.05.05
-
2024.05.05
-
2024.05.04
-
2024.04.29
-
2024.04.29
2024.04.12
40年以上の人気シューズ”ペガサス”シリーズの最新作!「ナイキ ペガサス 41」が登場!
-
2024.04.26
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.05.05
やり投・北口榛花「納得はいかない」も61m83でV 世界一になって国内初試合飾る/水戸招待
◇水戸招待陸上(5月5日/茨城・ケーズデンキスタジアム水戸) 日本グランプリシリーズG2の水戸招待が行われ、女子やり投は北口榛花(JAL)が61m83をマークして優勝した。 広告の下にコンテンツが続きます 昨年のブダペス […]
2024.05.05
男子4×100mR日本がパリ五輪へ「もっと良いバトンができれば、金メダルも狙える」/世界リレー
◇2024世界リレー(5月4日、5日/バハマ・ナッソー)1日目 パリ五輪の出場権を懸けた世界リレーの1日目が行われ、男子4×100mリレー予選4組で日本が38秒10で1着となり、今夏のパリ五輪出場権を獲得した。 広告の下 […]
2024.05.05
【大会結果】2024水戸招待陸上(2024年5月5日)
【大会結果】日本グランプリシリーズG3 2024水戸招待(5月5日/茨城県水戸市・ケーズデンキスタジアム水戸) ●男子 100m(-4.3) 1位 本郷汰樹(オノテック) 10秒69 2位 林哉太(ノジマ) 10秒 […]
2024.05.05
「環境を変えて、良い滑り出しになった」 砂岡拓磨がセカンドベストで日本人トップ 28年ロス五輪をターゲットに/GGのべおか
◇第35回ゴールデンゲームズinのべおか(5月4日/宮崎県延岡市・西階陸上競技場) ゴールデンゲームズinのべおかの男子5000m最終A組では、砂岡拓磨(東京陸協)が圧巻の強さを見せた。 広告の下にコンテンツが続きます […]
Latest Issue 最新号
2024年5月号 (4月12日発売)
パリ五輪イヤー開幕!