HOME 東京五輪、日本代表、五輪
新谷仁美21位見せ場なく涙「結果を出せなかったのは弱さ」応援の声や横田コーチへ感謝
新谷仁美21位見せ場なく涙「結果を出せなかったのは弱さ」応援の声や横田コーチへ感謝


写真/時事
◇東京五輪(7月30日~8月8日/国立競技場)陸上競技9日目

陸上競技9日目イブニングセッション、女子10000m決勝に出場した新谷仁美(積水化学)は32分23秒87で21位。2大会ぶりのオリンピックは惨敗に終わった。

スタート直後こそ廣中璃梨佳(日本郵政グループ)とともに前に出たが、そのペースにつけずにズルズルと後退。明らかに本調子とは程遠いフォームとスピードで見せ場を作ることができなかった。自身が持つ日本記録30分59秒19からは1分30秒近く遅れ、、上位争いを繰り広げるトップ選手たちに周回遅れにされた。

広告の下にコンテンツが続きます

レース後は号泣。「ここまで本当に何度も逃げたくて。でも、そのたびに前を向かせてくれる人の応援があったので、途中であきらめそうになっても走りきることができました」と言う。だが、常に「結果」を求める新谷。「つくづく弱さ」と下を向いた。

コロナ禍となってから人々の暮らしは変化。アスリートも例外ではなく、オリンピック開催も含め、いろんな声が届いた。そういう中でも、「私は応援してくれる人に生かされている一人の選手。応援あってのアスリート。本当にありがとうございます」と、言葉を絞り出した。

そして、特に「一番味方でいてくれて、逃げずにいてくれた横田(真人)コーチが待っていると思って走りました」と、二人三脚で歩んできた仲間でありコーチへの思いを話した。

広告の下にコンテンツが続きます
写真/時事 ◇東京五輪(7月30日~8月8日/国立競技場)陸上競技9日目 陸上競技9日目イブニングセッション、女子10000m決勝に出場した新谷仁美(積水化学)は32分23秒87で21位。2大会ぶりのオリンピックは惨敗に終わった。 スタート直後こそ廣中璃梨佳(日本郵政グループ)とともに前に出たが、そのペースにつけずにズルズルと後退。明らかに本調子とは程遠いフォームとスピードで見せ場を作ることができなかった。自身が持つ日本記録30分59秒19からは1分30秒近く遅れ、、上位争いを繰り広げるトップ選手たちに周回遅れにされた。 レース後は号泣。「ここまで本当に何度も逃げたくて。でも、そのたびに前を向かせてくれる人の応援があったので、途中であきらめそうになっても走りきることができました」と言う。だが、常に「結果」を求める新谷。「つくづく弱さ」と下を向いた。 コロナ禍となってから人々の暮らしは変化。アスリートも例外ではなく、オリンピック開催も含め、いろんな声が届いた。そういう中でも、「私は応援してくれる人に生かされている一人の選手。応援あってのアスリート。本当にありがとうございます」と、言葉を絞り出した。 そして、特に「一番味方でいてくれて、逃げずにいてくれた横田(真人)コーチが待っていると思って走りました」と、二人三脚で歩んできた仲間でありコーチへの思いを話した。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.19

中距離特化イベントに北口榛花、寺田明日香ら豪華ゲスト「世代問わず交流」陸上界盛り上げへ垣根超え

中距離特化の競技会イベント「TWOLAPS MIDDLE DISTANCE CIRCUIT」のファイナル東京大会が10月19日に都内で行われ、豪華ゲストが参加して大会を盛り上げた。 トップ選手から一般ランナーまで、公認・ […]

NEWS 三井住友海上が大会新!4区から独走、3人が区間賞でクイーンズへ!/プリンセス駅伝

2025.10.19

三井住友海上が大会新!4区から独走、3人が区間賞でクイーンズへ!/プリンセス駅伝

◇第11回全日本実業団対抗女子駅伝予選会(プリンセス駅伝in宗像・福津/10月19日、福岡県宗像市・宗像ユリックスを発着 6区間42.195km) 第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)の出場権を懸けた第11 […]

NEWS 「もう二度と、こんな小説は書けない」池井戸潤原作『俺たちの箱根駅伝』ドラマ化決定!

2025.10.19

「もう二度と、こんな小説は書けない」池井戸潤原作『俺たちの箱根駅伝』ドラマ化決定!

日本テレビは来年、池井戸潤さん原作『俺たちの箱根駅伝』の連続ドラマ放送が決定したと発表した。 「半沢直樹」「下町ロケット」など人間ドラマを描く作家・池井戸さんによる『俺たちの箱根駅伝』は21年から23年まて『週刊文春』で […]

NEWS バレガが貫禄のV 日本人トップは大迫傑の6位「暑い中でしっかり走れた」/レガシーハーフ

2025.10.19

バレガが貫禄のV 日本人トップは大迫傑の6位「暑い中でしっかり走れた」/レガシーハーフ

◇東京レガシーハーフマラソン2025(10月18日/国立競技場発着:21.0975km) 東京レガシーハーフマラソンの男子エリートの部が行われ、セレモン・バレガ(エチオピア)が1時間1分22秒(速報値)で優勝した。 日差 […]

NEWS 法大は本戦に17秒届かず 落選校最速タイムも「この17秒は近いようで遠い」/箱根駅伝予選会

2025.10.19

法大は本戦に17秒届かず 落選校最速タイムも「この17秒は近いようで遠い」/箱根駅伝予選会

◇第102回箱根駅伝予選会(10月18日/東京・陸上自衛隊立川駐屯地スタート、昭和記念公園フィニッシュ:21.0975km) 第102回箱根駅伝予選会が行われ、中央学大が10時間32分23秒でトップ通過を果たした。法大は […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top