第102回箱根駅伝(2026年1月2日、3日)のチームエントリー16名が12月10日に発表された。
前回、複数のエース級を起用できなかったにもかかわらず、直前のトラブルを乗り越えて、東洋大は継続中では最長となる20年連続のシード権を獲得した。
今季は2年生の戦力が充実。1年目から箱根駅伝を経験した迎暖人、宮崎優、内堀勇がさらに力をつけたうえに、前回不出場の松井海斗は、学生個人選手権の5000mで優勝するなどエース級の活躍を見せている。今回の箱根駅伝でもそれぞれ主要区間を担うことになりそうだ。
4年生にも力のある選手が多く、主将の網本佳悟のほか、上尾ハーフ3位の西村真周や10000mチームトップの緒方澪那斗らが順当にエントリーされた。
前々回10区区間賞、前回4区3位と箱根で実績のある岸本遼太郎も、今季はケガで戦線を離れていたが、なんとか箱根のエントリーには間に合った。
今季は全日本大学駅伝の出場を逃したものの、11月は日体大長距離競技会や上尾ハーフ、小江戸川越ハーフなどで好調ぶりを示した。21年連続のシード権はもちろん、さらなる上位へ、視界は開けている。
12月29日に区間エントリー10人と補員6人が発表。1月2日の往路、3日の復路スタートの1時間10分前(6時50分)にメンバー変更が認められる。往路、復路合わせて当日変更は6人までで、1日最大4人まで変更できる。
箱根駅伝2026 東洋大のエントリー選手をチェック!
■東洋大のエントリー選手16名(カッコ内は学年、出身校) ◎前回9位、出雲9位 網本 佳悟(4年=主将/松浦・長崎) 緒方澪那斗(4年/市船橋・千葉) 岸本遼太郎(4年/高知農・高知) 西村 真周(4年/自由ケ丘・福岡) 薄根 大河(3年/学法石川・福島) 久保田琉月(3年/埼玉栄・埼玉) 倉本 晃羽(3年/伊賀白鳳・三重) 馬場 大翔(3年/仙台育英・宮城) 濱中 尊(3年/西武台千葉・千葉) 内堀 勇(2年/巨摩・山梨) 陳内 紫音(2年/小林・宮崎) 松井 海斗(2年/埼玉栄・埼玉) 宮崎 優(2年/東洋大牛久・茨城) 迎 暖人(2年/拓大一・東京) 小野 真和(1年/浜松日体・静岡) 木村 隆晴(1年/藤枝明誠・静岡)RECOMMENDED おすすめの記事
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