2025.11.22
◇第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月23日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km)
第45回全日本実業団対抗女子駅伝を前日に控える11月22日、有力チームの主力選手たちが集まって記者会見が行われた。
前回2位の積水化学は1区に登録された山本有真が登壇。「チームとしては王座奪還を目指していますが、それにこだわり過ぎず、それぞれが自分がだえる力を出し切った結果が優勝だったらいいという思いです」と落ち着いた表情で話した。
日本郵政グループとの熱戦に敗れて連覇を逃してから1年。「すごく悔しい思いをしましたが、それぞれがトラックで活躍してきた中で、駅伝前合宿に入った時には『次はチームで一つになろう』と団結力がすごく生まれてきました」と明かす。
ルーキーイヤーだった2年前から連続で2区を務め、いずれも区間新で区間賞。それを経て、「野口(英盛)監督から『2区は卒業』とずっと言われていて、3年目として、チームの中でもっと役に立ちたいという思いが増えていきました」。レースの流れを決める7.0kmの大役について、「いいスタートが切れたらいい」と話す。
それでも気負うことなく、チームの目標と同じく「いい流れを作ること」にまずは集中。その中で、22年の日本郵政グループ・廣中璃梨佳、23年の資生堂・五島莉乃のような独走の展開に持ち込むこともイメージにはある。
23年から3年連続の世界大会に出場したが、いずれも予選敗退。「1大会1大会、感じることは全然違う」と振り返る。さまざまな試行錯誤の中で、9月の東京世界選手権5000m後は、「(成長するために)正しいことの中から楽しいことを見つけて、成長できる道を選んでいこうという執着点にたどり着きました」と山本。その第一歩を仙台で刻むつもりだ。
ライバルとなる日本郵政グループの1区には、名城大の2学年後輩となる谷本七星が入った。2日前に、大学時代に同じ仙台でタスキをつないだ全日本大学駅伝の写真を送ったエピソードを明かし、「一緒にがんばりたい」と笑顔で話した。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.22
服部勇馬は「設定通り」28分20秒99でフィニッシュ 別府大分でロス五輪MGC切符狙う
-
2025.11.22
-
2025.11.22
-
2025.11.20
-
2025.11.20
-
2025.11.20
-
2025.11.20
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.20
-
2025.11.20
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.22
服部勇馬は「設定通り」28分20秒99でフィニッシュ 別府大分でロス五輪MGC切符狙う
◇2025八王子ロングディスタンス(11月22日/東京・上柚木公園陸上競技場) 男子10000mに特化した八王子ロングディスタンスが行われ、3組に出場した服部勇馬(トヨタ自動車)は28分20秒99の5着だった。「久しぶり […]
2025.11.22
東京世界陸上800m代表・落合晃が1500m3分40秒94の自己新!金栗記念の自己ベスト3秒余り更新/東海大長距離競技会
第242回東海大長距離競技会が11月22日に行われ、男子1500mで落合晃(駒大)が3分40秒94の自己新をマークした。大学デビュー戦だった4月の金栗記念で出した3分44秒18の自己記録を3秒以上塗り替えた。 滋賀学園高 […]
2025.11.22
東京世陸代表が3区で激突!大塚製薬・小林香菜「後半には自信がある」パナソニック・齋藤みう「競った時には勝ち切れるレースを」/クイーンズ駅伝
◇第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月23日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) 第45回全日本実業団対抗女子駅伝を前日に控える11月22日、有力チー […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025