HOME 海外

2025.10.13

女子はフェイサが世界歴代5位の2時間14分56秒 春の東京3位ランナーが2分以上ベスト更新/シカゴマラソン
女子はフェイサが世界歴代5位の2時間14分56秒 春の東京3位ランナーが2分以上ベスト更新/シカゴマラソン

H.フェイサ(25年東京マラソン)

◇第47回シカゴマラソン(10月12日/米国・シカゴ)

シカゴマラソンが行われ、女子はハウィ・フェイサ(エチオピア)が世界歴代5位の2時間14分56秒で優勝した。

序盤から5km16分ペースでレースを展開したフェイサ。5kmを16分06秒、10kmを32分08秒、15kmを48分00秒で通過していく。

広告の下にコンテンツが続きます

そのペースに食らいついたのは、M.シャウリ(タンザニア)だけ。20km(1時間3分59秒)を経てハーフは2人そろって1時間7分30秒だったが、25km(1時間19分59秒)を過ぎたあたりからシャウリが離れ、30km(1時間35分54秒)までの5kmは15分55秒。5秒差でM.アレム(エチオピア)が走っていたものの、徐々に離れていく。

フェイサは35kmを1時間51分58秒と、この5kmは16分04秒でカバー。さらに40kmも2時間7分59秒と16分01秒と勢いはまったく変わらず、そのままフィニッシュ。後半のハーフは1時間7分26秒とほぼイーブンで駆け抜けた。

フェイサは26歳。2019年ドーハ世界選手権5000mで8位の実績を持つ。ハーフの自己ベストは1時間5分41秒(2021年)。マラソンは2020年1月のドバイ(2時間23分36秒)が初めてで、今回が5回目となる。これまでの自己ベストは3月の東京で3位に入った時にマークした2時間17分00秒だった。

◇第47回シカゴマラソン(10月12日/米国・シカゴ) シカゴマラソンが行われ、女子はハウィ・フェイサ(エチオピア)が世界歴代5位の2時間14分56秒で優勝した。 序盤から5km16分ペースでレースを展開したフェイサ。5kmを16分06秒、10kmを32分08秒、15kmを48分00秒で通過していく。 そのペースに食らいついたのは、M.シャウリ(タンザニア)だけ。20km(1時間3分59秒)を経てハーフは2人そろって1時間7分30秒だったが、25km(1時間19分59秒)を過ぎたあたりからシャウリが離れ、30km(1時間35分54秒)までの5kmは15分55秒。5秒差でM.アレム(エチオピア)が走っていたものの、徐々に離れていく。 フェイサは35kmを1時間51分58秒と、この5kmは16分04秒でカバー。さらに40kmも2時間7分59秒と16分01秒と勢いはまったく変わらず、そのままフィニッシュ。後半のハーフは1時間7分26秒とほぼイーブンで駆け抜けた。 フェイサは26歳。2019年ドーハ世界選手権5000mで8位の実績を持つ。ハーフの自己ベストは1時間5分41秒(2021年)。マラソンは2020年1月のドバイ(2時間23分36秒)が初めてで、今回が5回目となる。これまでの自己ベストは3月の東京で3位に入った時にマークした2時間17分00秒だった。

女子マラソン世界歴代10傑をチェック!

2.09.56 R.チェプンゲティチ(ケニア) 2024.10.13 2.11.53 T.アセファ(エチオピア) 2023. 9.24 2.13.44 S.ハッサン(オランダ) 2023.10. 8 2.14.04 B.コスゲイ(ケニア) 2019.10.13 2.14.56 H.フェイサ(エチオピア) 2025.10.12 2.14.58 A.ベリソ(エチオピア) 2022.12. 4 2.15.25 P.ラドクリフ(英国) 2003. 4.13 2.15.55 S.アセファ(エチオピア) 2024. 3. 3 2.16.07 T.ケテマ(エチオピア) 2024. 1. 7 2.16.14 R.ワンジル(ケニア) 2024. 3. 3

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.26

【学生長距離Close-upインタビュー】全日本大学駅伝1区区間賞の志學館大・中村晃斗 「結果にこだわっていきたい」

学生長距離Close-upインタビュー 中村 晃斗 Nakamura Akito 志學館大3年 「月陸Online」限定で大学長距離選手のインタビューをお届けする「学生長距離Close-upインタビュー」。54回目は、志 […]

NEWS 熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導

2025.11.26

熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導

熊本信愛女学院高(熊本)の元陸上競技部監督で、長年多くのランナーを育てた山口和也さんが11月23日、病気のため亡くなった。71歳。 1980年に同校に赴任した山口さん。当時の日本女子長距離は黎明期であったが、山口さんは高 […]

NEWS 世界クロカンU20代表選考会エントリー確定 インターハイ&国スポV新妻遼己や本田桜二郎ら 女子は細見芽生、真柴愛里

2025.11.26

世界クロカンU20代表選考会エントリー確定 インターハイ&国スポV新妻遼己や本田桜二郎ら 女子は細見芽生、真柴愛里

日本陸連は11月26日、第46回世界クロスカントリー選手権(2026年1月10日/米国・タラハシー)の男女U20日本代表代表選考会(11月30日/京都)の確定エントリーリストを発表した。 男子は当初エントリーしていた24 […]

NEWS パリ五輪4×400mR金のウィルソンが地元のメリーランド大に進学決定

2025.11.26

パリ五輪4×400mR金のウィルソンが地元のメリーランド大に進学決定

男子短距離のQ.ウィルソン(米国)がメリーランド大へ入学することが発表された。 ウィルソンは2008年生まれの17歳。23年ごろから400mで頭角を現し、同年の米国室内選手権で優勝するなど注目を浴びた。今年6月には400 […]

NEWS 男子3000m障害・ジャガーが現役引退 リオ五輪銀、ロンドン世界陸上銅など活躍 「別れの時が来た」

2025.11.26

男子3000m障害・ジャガーが現役引退 リオ五輪銀、ロンドン世界陸上銅など活躍 「別れの時が来た」

2016年リオ五輪の男子3000m障害で銀メダルに輝いたE.ジャガー(米国)が引退を表明した。 ジャガーは35歳。ジュニア時代には中長距離でU20世界選手権1500m7位などの成績を収め、シニアでは3000m障害で世界的 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top