2025.07.22
全国中体連陸上競技専門部ならびに、全日本中学選手権(全中)の大会実行委員会は、8月17日から20日に沖縄県総合運動公園で行われる全中における暑熱対策について、大会ホームページで発表した。
陸上競技の暑熱対策は、日本陸連が競技者および関係者への健康影響が深刻化しているとして、暑さの指標となるWBGT(湿球黒球温度)に応じた競技会の運営を進めており、7月上旬の日本選手権では一部種目の競技時間を遅らせる対策を取っている。
8月に開催される沖縄全中についても、WBGT値が31度以上になることが予想されており、例年のタイムテーブルから大幅な変更が加えられる。競技は基本的に午前9時30分から11時30分と午後3時30分から5時30分を基に実施。気温が最も高くなる13時前後に休憩時間を設け、選手や競技役員、補助員の拘束時間を配慮するとしている。
タイムテーブルの大枠も発表となり、最終日は午前中の競技は取り止め、トラック種目は決勝種目のみの実施が決定。競技終了は17時10分頃と、例年より2時間弱繰り下げられる。
さらに、トラック種目で200m以下の種目では予選で総合9位から16位の選手によって行われるトライアルレースは、予選と同日に実施することが決まった。
なお、7月末まで全中の参加資格を決める参加指定大会が続くため、7月22日時点では出場人数が決まっていない。このため、正式なタイムテーブルは8月上旬に発表される見込み。大会実行委員会は、「状況に応じて日程が大きく変更される可能性がある」として、宿泊や空港移動などの計画には余裕を持って臨むよう関係者に呼びかけている。
このほか、今年もYouTubeにおいて、ライブ配信が行われることが発表されている。
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