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2025.06.01

100mH・寺田明日香が12秒85wで優勝!第1回から出場の大会で「恩返しできたらいいと思っていた」/布勢スプリント
100mH・寺田明日香が12秒85wで優勝!第1回から出場の大会で「恩返しできたらいいと思っていた」/布勢スプリント

25年布勢スプリント女子100mHで優勝した寺田明日香

◇布勢スプリント2025(6月1日/鳥取・ヤマタスポーツパーク競技場)

日本グランプリシリーズの布勢スプリント2025が行われ、女子100mハードルA決勝は寺田明日香(ジャパンクリエイト)が12秒85(+3.0)で優勝した。2位は清山ちさと(いちご)で12秒88、3位は3日前のアジア選手権銀メダルの田中佑美(富士通)で12秒89だった。4位の島野真生(日女体大院)も12秒93をマークしている。

「今年はみんな速いので、なかなか(前に)出せてもらえなかったんですが、自分のやりたいリズムを刻もうと考えていたので、それがいったんできて良かったです」。フィニッシュ後、寺田はそう笑顔で振り返った。

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今季は「スプリントとハードルが噛み合ってなかった」状態が続き、「気持ち悪いなと思いながら走っている中で、ハードルが嫌いになりそうだった」と苦笑交じりに明かす寺田。だが、予選を13秒18(+0.5)で1着通過して臨んだ決勝。課題克服への糸口をつかむようなレースを見せた。

1台目をトップで越えると、中盤で追い上げてきた田中、清山に挟まれながらも、「『冷静にいけ』と思っていました。あとは自分のリズムとどこができないかを考えて。それぐらいの余裕感があった」と寺田。追い風参考とはいえ、自己ベスト(12秒86、2023年)を上回れたことは「追い参でも走れたということは、普通にいけば走れる、このリズムでいけるということ。それがわかっただけでも『やったー』ってなりました」。

何よりも、第1回から出場しているこの大会で「1番を取れたということが大きい」と寺田。今季限りで第一線から退く意向を表明しており、1試合1試合がその大会での“ラストラン”となる。「恩返しができたらいいなと思っていた」中では、それが何よりの成果だった。

◇布勢スプリント2025(6月1日/鳥取・ヤマタスポーツパーク競技場) 日本グランプリシリーズの布勢スプリント2025が行われ、女子100mハードルA決勝は寺田明日香(ジャパンクリエイト)が12秒85(+3.0)で優勝した。2位は清山ちさと(いちご)で12秒88、3位は3日前のアジア選手権銀メダルの田中佑美(富士通)で12秒89だった。4位の島野真生(日女体大院)も12秒93をマークしている。 「今年はみんな速いので、なかなか(前に)出せてもらえなかったんですが、自分のやりたいリズムを刻もうと考えていたので、それがいったんできて良かったです」。フィニッシュ後、寺田はそう笑顔で振り返った。 今季は「スプリントとハードルが噛み合ってなかった」状態が続き、「気持ち悪いなと思いながら走っている中で、ハードルが嫌いになりそうだった」と苦笑交じりに明かす寺田。だが、予選を13秒18(+0.5)で1着通過して臨んだ決勝。課題克服への糸口をつかむようなレースを見せた。 1台目をトップで越えると、中盤で追い上げてきた田中、清山に挟まれながらも、「『冷静にいけ』と思っていました。あとは自分のリズムとどこができないかを考えて。それぐらいの余裕感があった」と寺田。追い風参考とはいえ、自己ベスト(12秒86、2023年)を上回れたことは「追い参でも走れたということは、普通にいけば走れる、このリズムでいけるということ。それがわかっただけでも『やったー』ってなりました」。 何よりも、第1回から出場しているこの大会で「1番を取れたということが大きい」と寺田。今季限りで第一線から退く意向を表明しており、1試合1試合がその大会での“ラストラン”となる。「恩返しができたらいいなと思っていた」中では、それが何よりの成果だった。

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