◇アジア選手権(5月27日~31日/韓国・クミ)4日目
2年に一度開かれるアジア選手権が行われ、女子3000m障害は齋藤みう(パナソニック)が日本歴代2位の9分38秒16で4位に入り、西山未奈美(三井住友海上)が9分52秒35で6位だった。
2022年オレゴン世界選手権金メダリストで、8分53秒02を持つN.ジェルト(カザフスタン)が序盤からハイペースで飛ばすなか、齋藤は冷静にレースを進めた。
「落ち着いていけば後半上がれると思っていたので、想定通りのレース展開になりました」。そう話す通り、終盤で順位を上げてメダルには届かなかったものの、4位でフィニッシュし「タイムはもう少し出せれば良かったですが、順位を気にしながら走ることを意識しました」と自らを納得させた。
日体大時代には日本インカレは22年と24年に優勝し、昨年の日本選手権では2位。社会人1年目で迎えた今季は、3月に日本歴代6位、学生歴代2位の9分41秒57をマーク。4月の金栗記念では日本歴代5位の9分39秒46で走破するなど、自己記録更新を続けている。
世界選手権に日本人女子として初めての出場を果たした早狩実紀が、2008年に樹立した9分33秒93の日本記録が少しずつ近づく。「(7月の)日本選手権で日本記録が出るようにしっかりやりたいです。まだ勝ったことがないので優勝したいです」と気持ちを高めていた。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.04
飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催
2025.12.04
世界陸連が走幅跳のルール変更を断念 「テイクオフゾーン」提案も選手からの反発強く
-
2025.12.04
-
2025.12.03
-
2025.12.02
-
2025.12.02
2025.11.28
青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表
-
2025.11.29
-
2025.12.01
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.04
飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催
東京世界選手権男子200m代表の飯塚翔大(ミズノ)が11月30日から12月3日まで、ラオスを訪問。4日にリモートで現地で行った活動について報告会見を行った。 飯塚はJICA(国際協力機構)が進める「スポーツを通じて世界平 […]
2025.12.04
世界陸連が走幅跳のルール変更を断念 「テイクオフゾーン」提案も選手からの反発強く
世界陸連(WA)が検討していた走幅跳のルール変更案について、選手からの反発などを受けて撤回されたことを英ガーディアン紙が報じた。 走幅跳では、20cmの踏み切り板とその先に10cmの粘土板が敷かれ、踏み切り板と粘土板の境 […]
2025.12.04
世界陸連主催大会での年齢制限を緩和 高校1年生相当で全種目に出場可能
世界陸連(WA)は12月2日・3日の両日に評議会を開催し、各種ルールの確認や規則改定について協議した。 その中で、WA主催大会の一部種目で設けられていた年齢制限を撤廃することが決まった。 従来は、マラソンおよび35km競 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025