4月20日に行われた第35回奈良市サーキット(鴻ノ池競技場)の男子高校・一般棒高跳で原口篤志(東大阪大4)が学生歴代6位となる5m57をクリアした。
原口は最初の試技を5m40に設定し、これを1回で成功させると、バーを5m57に設定。昨年8月に出した自己ベスト(5m51)を6cm、荻田大樹が08年に作った関西学生記録(当時学生記録)を1cm上回る高さを3回目にクリアした。
奈良・王寺工高時代から全国の舞台で活躍してきた原口。高2で5m15、高3ではインターハイ2位、5m35をクリアした。大1で5m45に記録を伸ばし、U20世界選手権で7位に入賞。翌年は日本選手権で3位タイ、日本インカレも3位に食い込むと、昨年は日本インカレ、日本学生個人選手権ともに2位を占めた。学生ラストイヤーでさらなる飛躍の予感を漂わせる。
女子高校・一般棒高跳では原口の後輩である中村心葵(王寺工高1)が3m81をマークした。
中村は高校入学間際の3月31日に中学最高の3m91をクリア。埼玉・三室中では中1最高記録(3m52)、中2最高記録(3m82)を樹立。昨年は10月のU16大会で優勝し、今年2月の日本室内大阪大会も高校生を抑えて優勝するなど、世代トップのボウルターとして活躍している。
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