HOME 海外

2025.01.27

18歳のマイヤーズが1マイルでU20世界新! 従来の記録を2秒近く縮める3分53秒12/WA室内ツアー

1月25日、米国ニューヨークでWA室内ツアー・ブロンズのドクター・サンダー招待が行われ、男子1マイルで18歳のC.マイヤーズ(豪州)が3分53秒12で優勝した。この記録はショートトラック(1周200m)のU20世界新記録となる。

2006年生まれのマイヤーズは10歳の頃から陸上を始め、早くから国内の競技会で活躍。23年2月には1マイルを3分55秒44で走ったが、この時は16歳259日での1マイル4分切りとなり、後に五輪金メダリストとして活躍するJ.インゲブリグトセン(ノルウェー)の16歳250日に次ぐ若さだった。

その年の7月にはダイヤモンドリーグにも出場。1500mで3分33秒26を叩き出し、U18世界最高記録を樹立。9月にインゲブリグトセンが1マイルの欧州記録を打ち立てた際にはペースメーカーを務めた。昨年のU20世界選手権では1500mで銀メダルを獲得するなど、期待のランナーとして注目を集めている。

広告の下にコンテンツが続きます

この日のレースでは2周目(約409m)を58秒で通過。4周目でペースメーカーが離れたあとはトップを力走し、1周29秒前半のペースで走り続けてフィニッシュした。従来のU20世界新記録は3分55秒02で、これを2秒近く縮めた。

なお、1周400mトラックでのU20世界記録はR.チェルイヨット(ケニア)が2004年に出した3分48秒06となっている。

1月25日、米国ニューヨークでWA室内ツアー・ブロンズのドクター・サンダー招待が行われ、男子1マイルで18歳のC.マイヤーズ(豪州)が3分53秒12で優勝した。この記録はショートトラック(1周200m)のU20世界新記録となる。 2006年生まれのマイヤーズは10歳の頃から陸上を始め、早くから国内の競技会で活躍。23年2月には1マイルを3分55秒44で走ったが、この時は16歳259日での1マイル4分切りとなり、後に五輪金メダリストとして活躍するJ.インゲブリグトセン(ノルウェー)の16歳250日に次ぐ若さだった。 その年の7月にはダイヤモンドリーグにも出場。1500mで3分33秒26を叩き出し、U18世界最高記録を樹立。9月にインゲブリグトセンが1マイルの欧州記録を打ち立てた際にはペースメーカーを務めた。昨年のU20世界選手権では1500mで銀メダルを獲得するなど、期待のランナーとして注目を集めている。 この日のレースでは2周目(約409m)を58秒で通過。4周目でペースメーカーが離れたあとはトップを力走し、1周29秒前半のペースで走り続けてフィニッシュした。従来のU20世界新記録は3分55秒02で、これを2秒近く縮めた。 なお、1周400mトラックでのU20世界記録はR.チェルイヨット(ケニア)が2004年に出した3分48秒06となっている。

【動画】マイヤーズの1マイルU20世界新記録

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.06

クイーンズ駅伝エントリー発表! 日本郵政グループ・廣中璃梨佳、積水化学・新谷仁美、しまむら・安藤友香らが登録 第一生命グループは鈴木優花が外れる

11月6日、日本実業団連合は第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)のエントリー選手を発表した。 前回4年ぶり4回目の優勝を飾ったJP日本郵政グループはVメンバーの鈴木亜由子、廣中璃梨佳、菅田雅香ら全員が登録。 […]

NEWS 10000m記録挑戦競技会は日体大競技会など3大会と併催 参加資格男子は34分ターゲット

2025.11.06

10000m記録挑戦競技会は日体大競技会など3大会と併催 参加資格男子は34分ターゲット

関東学生陸上競技連盟は、主催の10000m記録挑戦競技会について、今年は11月15日の日体大長距離競技会(横浜市・日体大健志台)、11月22日のMARCH対抗戦(東京・町田市)、11月22日の東海大長距離競技会(秦野市) […]

NEWS RIKUJOフェスティバルに勝木隼人、赤松諒一、佐藤早也伽らトップ選手が参加

2025.11.06

RIKUJOフェスティバルに勝木隼人、赤松諒一、佐藤早也伽らトップ選手が参加

11月6日、日本陸連は11月29日に開催される「RIKUJO フェスティバル in 国立競技場」に参加するゲストアスリートを発表した。 同イベントは連盟創立100周年を記念して開かれるもの。参加者とトップアスリートが一緒 […]

NEWS 北海道・北照高が来春から陸上部で駅伝チームを強化 43年ぶりに再始動 工藤裕行氏が総監督就任

2025.11.06

北海道・北照高が来春から陸上部で駅伝チームを強化 43年ぶりに再始動 工藤裕行氏が総監督就任

11月5日、北照高は2026年春から陸上部において駅伝チームの強化を本格的にスタートすることを発表した。 北照高は北海道小樽市に校舎を置く私立高。野球部は甲子園に春夏あわせて10回出場を数える強豪として知られる。スキー部 […]

NEWS 全国高校駅伝都道府県代表出そろう 前年V佐久長聖&長野東など 最速は男女とも仙台育英 6日から地区大会順次開幕

2025.11.05

全国高校駅伝都道府県代表出そろう 前年V佐久長聖&長野東など 最速は男女とも仙台育英 6日から地区大会順次開幕

全国高校駅伝の出場権を懸けた都道府県高校駅伝が11月4日の埼玉をもってすべて終了し、都道府県代表がすべて出そろった。 昨年の全国大会は男子が佐久長聖、女子は長野東といずれも長野勢が優勝を遂げた。全国2連覇中の佐久長聖は県 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top