2024.07.01
◇全米五輪選考会(6/21~30、米国オレゴン州ユージン・ヘイワードフィールド)8日目
全米五輪選考会の8日目が行われ、女子400mハードルではS.マクローリン・レヴロンが50秒65の世界新記録で優勝を飾った。従来の世界記録は22年世界選手権で自身が出した50秒68。
マクローリン・レヴロンは21年東京五輪、22年オレゴン世界選手権といずれも世界新記録を打ち立てて金メダルを獲得。昨年はスプリント種目に専念し、400mでは世界歴代10位の48秒74で優勝したものの、膝のケガでブダペスト世界選手権を欠場していた。
ケガ明けのシーズンとなった24年はスピードに磨きが掛かり、200mで22秒07をマークするなど好調。400mでも48秒75で走破している。
パリ五輪に向けては選考会前に400mハードルに専念することを表明し、今大会では1種目のみにエントリー。予選で53秒07、準決勝で52秒48と好記録を並べ、決勝では前半を24秒41で突っ込むと、後半も独走してフィニッシュした。2位のA.コックレルも52秒64と世界歴代11位の好タイムだったが、2秒近い大差をつけての勝利となった。
このほか、女子100mハードルではM.ラッセルが12秒25(+0.7)と世界歴代4位で優勝。2位のA.ジョンソン、3位のG.スタークがともに歴代11位タイとなる12秒31で五輪出場を決めた一方、昨年の世界選手権3位のK.ハリソンと8位のN.アリが落選している。
女子1500mではN.ヒルツが3分55秒33、男子5000mはG.フィッシャーが13分08秒85、同800mのB.ホッペルが1分42秒77と大会新記録で1位。男子400mハードルは東京五輪銀メダリストのR.ベンジャミンが今季世界最高の46秒46でパリ五輪出場を決めている。
【動画】マクローリン・レヴロンが50秒65!女子400mハードルをチェック!
50.65! A NEW WORLD RECORD FOR SYDNEY MCLAUGHLIN-LEVRONE 👏 #TrackFieldTrials24 pic.twitter.com/j57bj8qIgY
— NBC Sports (@NBCSports) July 1, 2024
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.06.15
-
2025.06.15
-
2025.06.11
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
2025.05.16
2025高校最新ランキング【女子】
-
2025.06.04
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.16
800m昨年全国8位の菊池晴太が1分50秒03の大会新V「収穫と悔しさがある」400mH長谷川桜介が51秒19、三段跳の菅野穂乃は大会新/IH東北
◇インターハイ東北地区大会(6月13~16日/青森・カクヒログループアスレチックスタジアム)3日目 広島インターハイを懸けた東北地区大会の3日目が行われ、男子800mは菊池晴太(盛岡第四3岩手)が1分50秒03の大会新で […]
2025.06.16
走幅跳IH2位の成澤柚日が自己新6m11で3連覇!柴田弥聖が2年連続ロングスプリント2冠/IH北関東
◇インターハイ北関東地区大会(6月13~16日/栃木県宇都宮市・県総合運動公園カンセキスタジアム) 広島インターハイを懸けた北関東地区大会の2日目が行われ、女子走幅跳で成澤柚日(共愛学園3群馬)が自己新の6m11(+1. […]
2025.06.16
円盤投・松元美春が最終投てきで大逆転連覇&3年連続IHへ!走幅跳・木浦が自己新連発7m20、大混戦800mは田中が2年生V/IH南九州
◇インターハイ南九州地区大会(6月13~16日/熊本市・えがお健康スタジアム)3日目 広島インターハイを懸けた南九州地区大会の3日目が行われ、女子円盤投は松元美春(出水3鹿児島)が39m42で2連覇を達成した。 広告の下 […]
2025.06.16
中村学園女3種目V 小松美咲800m2分05秒63の大会新で2連覇&2冠 走幅跳とハンマー投も制す 大塚涼也がやり投65m51/IH北九州
◇インターハイ北九州地区大会(6月13日~16日/佐賀・SAGAスタジアム) 広島インターハイをかけた北九州地区大会の3日目が行われ、中村学園女(福岡)が女子3種目で制した。 広告の下にコンテンツが続きます なかでも80 […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会