10月2日、シューズを中心とするスポーツメーカーのHOKAは、15年世界選手権10000m代表の鎧坂哲哉(旭化成)とHOKAアスリートとしてパートナー契約を結んだ事を発表した。
広島県出身の鎧坂は世羅高時代から全国的な活躍を見せ、2年時の全国高校駅伝ではチーム32年ぶりの優勝に貢献した。明大では1年次から箱根駅伝に出場、全日本、出雲では区間新記録も樹立している。
旭化成入社後は5000m、10000mで結果を残し、15年には10000mで日本選手権に優勝して世界選手権に出場すると、同年12月には日本歴代2位(当時)の27分29秒74をマークした。
国内初マラソンとなった22年の別府大分毎日マラソンで大会記録を上回る2時間7分55秒で2位。今月15日に行われるパリ五輪マラソン選考会MGCの出場権を手にするなど活躍を続けている。
鎧坂はHOKAアスリートに就任するにあたり、「マラソンで世界と戦っていくパートナーとして私はHOKAを選びました。マラソンを走るときに極力脚を使わない、後半に余力を残していくことを大切にしたいので、勝手に脚が前に出てくれるHOKAのシューズはとてもありがたいです」とコメント。「これまで挫折もありましたが、マラソンをするにあたって世界で戦いたいという気持ちが大きくあります。これからHOKAとともに世界にトライして行きたいと思います」と新たな決意を語った。
HOKAは今年3月には宮下隼人(コニカミノルタ)ともパートナー契約を結んでいる。
鎧坂のHOKAアスリート就任コメント
「マラソンで世界と戦っていくパートナーとして私はHOKAを選びました。マラソンを走るときに極力脚を使わない、後半に余力を残していくことを大切にしたいので、勝手に脚が前に出てくれるHOKAのシューズはとてもありがたいです。シューズのサポートをもらいながら走るということができていると思います。私にとってHOKAのシューズは自分の可能性を引き出してくれるパートナーです。これまで挫折もありましたが、マラソンをするにあたって世界で戦いたいという気持ちが大きくあります。これからHOKAとともに世界にトライして行きたいと思います。応援をよろしくお願いします」RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.10.13
月刊陸上競技2025年11月号
2025.10.13
「5強」の駒大は5位、青学大は7位、中大は10位 いずれも中盤で流れ失う/出雲駅伝
-
2025.10.13
2025.10.07
桐生祥秀の凱旋に、800m落合、円盤投・湯上がV 44年ぶり湖国開催/滋賀国スポ
2025.10.13
【テキスト速報】第37回出雲駅伝
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.10.13
ライルズやジェファーソン・ウッデンがワールド・アスリート・オブ・ザ・イヤーのトラック種目候補選手にノミネート!
世界陸連(WA)は10月13日、ワールド・アスレティクス・アワード2025「ワールド・アスリート・オブ・ザ・イヤー」のトラック種目候補選手を発表した。 陸上競技の年間最優秀選手にあたる「ワールド・アスリート・オブ・ザ・イ […]
2025.10.13
月刊陸上競技2025年11月号
Contents 東京世界陸上 SPECIAL REPORT Tokyo2025 JAPAN 三浦龍司 夢のメダルにあと一歩 Interview 「これから先の世界大会でメダルを取っても、この特別感は消えない」 藤井菜々 […]
2025.10.13
全区間5位以内の創価大が過去最高の3位 野沢悠真「良いスタートになった」 最後に競り勝つ/出雲駅伝
◇第37回出雲駅伝(10月13日/6区間45.1km:島根・出雲大社正面鳥居前スタート、出雲ドームフィニッシュ) 学生駅伝シーズンの幕開けを告げる出雲駅伝が行われ、國學院大が2時間9分12秒で2年連続3回目の優勝を果たし […]
2025.10.13
序盤で見せ場を作った早大は2位 山口智規は9人抜き 「この後にやることは明確だと思う」/出雲駅伝
◇第37回出雲駅伝(10月13日/6区間45.1km:島根・出雲大社正面鳥居前スタート、出雲ドームフィニッシュ) 学生駅伝シーズンの幕開けを告げる出雲駅伝が行われ、國學院大が2時間9分12秒で2年連続3回目の優勝を果たし […]
Latest Issue
最新号

2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望