八王子消防署は、1月12日に発生した住宅火災で近隣住民の避難誘導等の救助にあたったとして、創価大駅伝部らに感謝状が贈られた。
感謝状が贈られたのは市原利希也(4年)、葛西潤(4年)、本田晃士郎(4年)、志村健太(3年)、望月遥平(3年)と、駅伝部員とともに救助にあたった同大在籍の吉本有芽さんに贈られた。
6人は今年1月に東京八王子市谷野町で、住宅など13棟を焼く火災が発生した際にアパートに残っていた女性2人を救助。八王子消防署の原崎義之署長は、「素晴らしい連携プレーで、救命のリレーのタスキをつないでくださり、心より御礼と感謝を申し上げます」と述べた。
主将の志村は「救助に最善を尽くしました。日頃から競技力だけでなく、人間力の向上に努める中で、人の命を守る行動ができたと思います。今回の経験を競技に向き合う姿勢にも生かしてまいります」と語る。
榎木和貴監督は本誌の取材に応え、「選手たちが勇敢な行動を見せてくれました。自然に動けたのはすごいこと。日々、人間力を高めてきた結果です。その気持ちを持ち続けてほしい」と述べた。
創価大は今年の箱根駅伝では総合8位で4年連続シード権を獲得している。
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