2026.01.14
女子競歩の松本紗依(千葉興銀)が自身のSNSで、今季限りでの引退を発表した。
松本は1997年生まれで、29歳の誕生日を迎えた1月13日に引退を表明。奈良県出身で、小学生の時に水泳を習いつつ、マラソン大会がきっかけで陸上クラブに入り、中学から陸上部へ。中1の時には800mで全国大会にも出場した。
奈良育英高で自ら競歩に挑戦すると、3年時の甲府インターハイ5000m競歩に優勝。南京ユース五輪代表にも選ばれて4位入賞を果たした。順大に進学し、2年目には世界競歩チーム選手権のU20代表にも選出。インカレのタイトルには届かなかったが、4年時には関東インカレ10000m競歩3位、日本インカレ7位に入った。
千葉興銀では陸上部を新設。勤務しながら競技を続け、母校・順大のアシスタントスタッフとしても尽力した。24年には20km競歩で1時間38分49秒、10000m競歩で47分10秒57と、いずれも7年ぶりにベストを更新していた。自身はシニア代表に届かなかったが、松本が切り開いた千葉興銀の後輩になった矢来舞香(中京大卒)が昨年の東京世界選手権代表に。競歩の所属先拡大の貢献は小さくない。
松本は「今までも(競技)継続か引退か、人生の1つの区切りを決断するたびに悩み、覚悟と勇気が必要でした」と綴る。2月15日の日本選手権ハーフマラソン競歩(兵庫・神戸)が引退レースとなる見込みで、「試合や練習、合宿を通して出会った多くの方々から刺激をもらい、応援してくださった皆様に支えられここまで歩むことができました」と感謝した。
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