ペンシルベニア州立大に在学している男子中距離の石井優吉が、BROOKSと「NIL契約」を結んだことがわかった。
「NIL契約」とは、Name(名前)、Image(イメージ)、Likeness(肖像)の頭文字を取った言葉で、米国の大学に在学するアスリートが自らの名前や肖像を利用して利益を得る「プロ活動」に近いことができる用語。かつてはNCAA(全米大学体育協会)の規定で禁止されていたが、アスリートたちの主張により21年に規則が改定された。これにより、在学しながら収入を得ることが可能になる。石井は日本陸上選手で初の契約となった。
石井は千葉県出身で、八千代松陰高卒業後に渡米。昨年は800mで日本歴代7位タイ(当時)となる1分46秒22をマーク。男子選手としてサニブラウン・アブデル・ハキーム(当時・フロリダ大)以来となる全米学生選手権に出場したほか、日本選手権でも4位に入っている。今年は800mのショートトラック(室内)で1分46秒41の日本新。南京世界室内でも代表入りし、来週から始まるアジア選手権代表にも選ばれている。
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