HOME 国内

2025.05.02

パリ五輪代表・太田智樹が開発携わった“新シューズ”で「ベスト尽くしたい」5/3アシックス主催5kmレースへ意気込み
パリ五輪代表・太田智樹が開発携わった“新シューズ”で「ベスト尽くしたい」5/3アシックス主催5kmレースへ意気込み

アシックスの新作シューズ発表会に出席した太田智樹

パリ五輪10000m代表の太田智樹(トヨタ自動車)は5月2日、サポートを受けるアシックスの新作シューズ発表会に出席し、翌日に出場予定の同社主催ロードレースイベント「Tokyo:Speed:Race」5kmに向けて「自分のベストを尽くしたい」と意気込みを語った。

今回発表されたのはトップアスリート向けのランニングシューズ「METASPEED」シリーズの最新作で、パリ五輪男子マラソン銀メダルのバシル・アブディ(ベルギー)、同女子10000m出場のエイリッシュ・マッコルガン(英国)らとともにトークイベントに出席した太田。自身が開発に携わったシューズでもあり、「自分の意見を取り入れていただき、うれしく思います」と笑顔がこぼれる。

「初代のモデルから履かせていただいている」という同シリーズの進化を実感し、「特にクッション性、反発性、耐久性が向上して脚へのダメージが少ない」と太田。その“武器”とともにパリ五輪出場などトラック、ロードと常に安定した成績を残してきた。

広告の下にコンテンツが続きます

新モデルのプロトタイプを着用した2025年も、1月のニューイヤー駅伝では3区でトップに立つ力走、2月の丸亀ハーフでは日本人初の1時間切り(59分27秒)、3月のEXPO EKIDENでも最長3区(12.5km)を区間トップで駆け抜けてチームを優勝に導くなど快走を続けている。

4月12日の日本選手権10000mでは8位にとどまったが、東京世界選手権への出場はあきらめていない。5月3日の5kmで巻き返しへの一歩を刻む。

パリ五輪10000m代表の太田智樹(トヨタ自動車)は5月2日、サポートを受けるアシックスの新作シューズ発表会に出席し、翌日に出場予定の同社主催ロードレースイベント「Tokyo:Speed:Race」5kmに向けて「自分のベストを尽くしたい」と意気込みを語った。 今回発表されたのはトップアスリート向けのランニングシューズ「METASPEED」シリーズの最新作で、パリ五輪男子マラソン銀メダルのバシル・アブディ(ベルギー)、同女子10000m出場のエイリッシュ・マッコルガン(英国)らとともにトークイベントに出席した太田。自身が開発に携わったシューズでもあり、「自分の意見を取り入れていただき、うれしく思います」と笑顔がこぼれる。 「初代のモデルから履かせていただいている」という同シリーズの進化を実感し、「特にクッション性、反発性、耐久性が向上して脚へのダメージが少ない」と太田。その“武器”とともにパリ五輪出場などトラック、ロードと常に安定した成績を残してきた。 新モデルのプロトタイプを着用した2025年も、1月のニューイヤー駅伝では3区でトップに立つ力走、2月の丸亀ハーフでは日本人初の1時間切り(59分27秒)、3月のEXPO EKIDENでも最長3区(12.5km)を区間トップで駆け抜けてチームを優勝に導くなど快走を続けている。 4月12日の日本選手権10000mでは8位にとどまったが、東京世界選手権への出場はあきらめていない。5月3日の5kmで巻き返しへの一歩を刻む。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.17

クイーンズ駅伝「クマ対応」出没時間によって開催・中止を本部で決定 広瀬川沿い、1区の松島町、利府町内を警戒

一般社団法人日本実業団陸上競技連合は11月17日、全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城/11月23日)における「クマ対応」を発表した。 頻発するクマによる被害を鑑みての対応。松島町の文化交流館前のスタート地点 […]

NEWS 長谷川体育施設が日本陸連のオフィシャルサポーティングカンパニーに “協働”と“共創”目指す

2025.11.17

長谷川体育施設が日本陸連のオフィシャルサポーティングカンパニーに “協働”と“共創”目指す

日本陸連は11月17日、新たな協賛企業として、スポーツ施設総合建設業の長谷川体育施設(本社・東京都世田谷区/仁ノ平俊和社長)が決定したと発表した。11月からの契約で、カテゴリーとしては「オフィシャルサポーティングカンパニ […]

NEWS 男子は東京世界陸上5000m11位のキプサング、女子はアメバウが制覇 そろってツアー2勝目/WAクロカンツアー

2025.11.17

男子は東京世界陸上5000m11位のキプサング、女子はアメバウが制覇 そろってツアー2勝目/WAクロカンツアー

世界陸連(WA)クロスカントリーツアー・ゴールドの第4戦「クロス・インターナショナル・デ・ソリア」が11月16日、スペイン北部のソリアで開催され、男子(8km)はM.キプサング(ケニア)が23分10秒で優勝した。 キプサ […]

NEWS 女子砲丸投・鞏立姣が現役引退 世界選手権2連覇含む8大会連続メダル獲得

2025.11.17

女子砲丸投・鞏立姣が現役引退 世界選手権2連覇含む8大会連続メダル獲得

女子砲丸投の五輪・世界選手権金メダリストの鞏立姣(中国)が現役を引退することがわかった。 鞏立姣は東京五輪で金メダルを獲得している36歳。世界選手権では2017年ロンドン、19年ドーハ大会で2連覇している。 18歳で初出 […]

NEWS 佐久長聖2時間4分57秒で27連覇 長野東1時間8分10秒でV17 地区代表は2年連続で長野日大&新潟一/北信越高校駅伝

2025.11.16

佐久長聖2時間4分57秒で27連覇 長野東1時間8分10秒でV17 地区代表は2年連続で長野日大&新潟一/北信越高校駅伝

北信越高校駅伝が11月16日、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムを発着とする駅伝周回コースで行われ、男子(7区間42.195Km)は佐久長聖(長野)が2時間4分57秒で27連覇を決めた。女子(5区間21.0975Km) […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top