HOME 高校

2024.10.18

一関学院が雪辱 5区で首位浮上し2年ぶり33回目の優勝 女子は花巻東が大会新で3連覇/岩手県高校駅伝

全国高校駅伝都道府県予選会のトップを切って岩手県高校駅伝が10月17日、花巻市のイーハトーブ花巻ハーフマラソンコースで行われ、男子(7区間42.195km)は一関学院が2時間9分41秒で2年ぶり33回目の優勝を果たした。女子(5区間21.0975km)は花巻東が1時間13分04秒の大会新記録で3連覇を飾り、15回目の全国大会出場を手にした。

前回2位に終わり、県連続優勝が28で止まった一関学院。序盤こそ前回優勝の盛岡大附を追いかける展開だったが、27秒差の2位でタスキを受けた4区(8.0875km)の山田陸(2年)が区間賞の快走で4秒差まで迫る。続く5区(3km)の菅原颯太(2年)が逆転に成功。その後の区間でも差を広げ、後続に1分15秒差をつけて県王者を奪還した。

2位は2時間10分56秒で盛岡大附。3位には2時間16分00秒で花巻東が入った。

広告の下にコンテンツが続きます

女子の花巻東は、1区(6km)で角舘音緒(3年)が20分56秒の区間新記録で首位発進すると、盛岡誠桜・金野清佳(3年)も従来の区間記録を上回る21分02秒で走破。2区(4.0975km)では13分51秒の区間新をマークした盛岡誠桜・川端心(3年)に、花巻東は逆転を許し、2位に後退した。しかし、3区(3km)のルーキー・鈴木葉希妃が3秒先を走る盛岡誠桜を抜き去り、16秒差をつけて再び首位に浮上。その後もトップを守り切り、前回自チームが打ち立てた大会記録を30秒更新してフィニッシュした。

2位は1時間14分01秒で盛岡誠桜。3位には1時間23分15秒で盛岡三だった。

全国大会は12月22日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。なお、今年から都道府県代表のほかに、男女ともに地区代表が出場する。

広告の下にコンテンツが続きます
全国高校駅伝都道府県予選会のトップを切って岩手県高校駅伝が10月17日、花巻市のイーハトーブ花巻ハーフマラソンコースで行われ、男子(7区間42.195km)は一関学院が2時間9分41秒で2年ぶり33回目の優勝を果たした。女子(5区間21.0975km)は花巻東が1時間13分04秒の大会新記録で3連覇を飾り、15回目の全国大会出場を手にした。 前回2位に終わり、県連続優勝が28で止まった一関学院。序盤こそ前回優勝の盛岡大附を追いかける展開だったが、27秒差の2位でタスキを受けた4区(8.0875km)の山田陸(2年)が区間賞の快走で4秒差まで迫る。続く5区(3km)の菅原颯太(2年)が逆転に成功。その後の区間でも差を広げ、後続に1分15秒差をつけて県王者を奪還した。 2位は2時間10分56秒で盛岡大附。3位には2時間16分00秒で花巻東が入った。 女子の花巻東は、1区(6km)で角舘音緒(3年)が20分56秒の区間新記録で首位発進すると、盛岡誠桜・金野清佳(3年)も従来の区間記録を上回る21分02秒で走破。2区(4.0975km)では13分51秒の区間新をマークした盛岡誠桜・川端心(3年)に、花巻東は逆転を許し、2位に後退した。しかし、3区(3km)のルーキー・鈴木葉希妃が3秒先を走る盛岡誠桜を抜き去り、16秒差をつけて再び首位に浮上。その後もトップを守り切り、前回自チームが打ち立てた大会記録を30秒更新してフィニッシュした。 2位は1時間14分01秒で盛岡誠桜。3位には1時間23分15秒で盛岡三だった。 全国大会は12月22日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。なお、今年から都道府県代表のほかに、男女ともに地区代表が出場する。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.14

開幕戦から連覇で強さ見せた國學院大 高まる地力「全日本と箱根がかなり楽しみ」/出雲駅伝

◇第37回出雲駅伝(10月13日/6区間45.1km:島根・出雲大社正面鳥居前スタート、出雲ドームフィニッシュ) 学生駅伝シーズンの幕開けを告げる出雲駅伝が行われ、國學院大が2時間9分12秒で2年連続3回目の優勝を果たし […]

NEWS 早大・山口智規が学生駅伝初区間賞! 「取らないといけないプレッシャーがあった」/出雲駅伝

2025.10.14

早大・山口智規が学生駅伝初区間賞! 「取らないといけないプレッシャーがあった」/出雲駅伝

◇第37回出雲駅伝(10月13日/6区間45.1km:島根・出雲大社正面鳥居前スタート、出雲ドームフィニッシュ) 学生駅伝シーズンの幕開けを告げる出雲駅伝が行われ、國學院大が2時間9分12秒で2年連続3回目の優勝を果たし […]

NEWS 「もうひとつの出雲駅伝」 青学大・椙山一颯がトップ! 「1着になるしかない思いで」/出雲市陸協記録会

2025.10.14

「もうひとつの出雲駅伝」 青学大・椙山一颯がトップ! 「1着になるしかない思いで」/出雲市陸協記録会

出雲駅伝で各大学のメンバー外だった選手たちが出場する第4回出雲市陸協記録会、通称「もうひとつの出雲駅伝」が10月13日に島根県浜山公園陸上競技場で行われた。 5000mを2組実施し、計53人が出場。出雲駅伝でチームが7位 […]

NEWS ライルズやジェファーソン・ウッデンがワールド・アスリート・オブ・ザ・イヤーのトラック種目候補選手にノミネート!

2025.10.13

ライルズやジェファーソン・ウッデンがワールド・アスリート・オブ・ザ・イヤーのトラック種目候補選手にノミネート!

世界陸連(WA)は10月13日、ワールド・アスレティクス・アワード2025「ワールド・アスリート・オブ・ザ・イヤー」のトラック種目候補選手を発表した。 陸上競技の年間最優秀選手にあたる「ワールド・アスリート・オブ・ザ・イ […]

NEWS 月刊陸上競技2025年11月号

2025.10.13

月刊陸上競技2025年11月号

Contents 東京世界陸上 SPECIAL REPORT Tokyo2025 JAPAN 三浦龍司 夢のメダルにあと一歩 Interview 「これから先の世界大会でメダルを取っても、この特別感は消えない」 藤井菜々 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top