HOME 国内、日本代表、五輪
マラソン・一山麻緒は51位でフィニッシュ 2大会連続五輪の舞台で粘りの走り/パリ五輪
マラソン・一山麻緒は51位でフィニッシュ 2大会連続五輪の舞台で粘りの走り/パリ五輪

パリ五輪女子マラソンに出場した一山麻緒(資生堂)

◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)11日目

パリ五輪・陸上競技最終日となる11日目に女子マラソンが行われ、一山麻緒(資生堂)は2時間34分13秒で51位だった。

日本時間午後3時にスタートしたレースは、最初の5kmが17分24秒とスローな展開で幕明け。しばらく大集団で進んだが、10kmを過ぎてアフリカ勢がペースを上げると、一山は鈴木優花(第一生命グループ)とともにやや後退する。

広告の下にコンテンツが続きます

鈴木はその後の上りを利用して追走したが、一山はそこから順位を上げられなかった。中間点で56位、そこからも苦しい走りが続いたが、終盤は少しずつ順位を押し戻す意地を見せ、難コースを乗り切ってフィニッシュ地点に帰ってきた。

前回の東京五輪では日本勢4大会ぶり入賞となる8位に。翌年のオレゴン世界選手権でも代表に選出されたが、直前の体調不良で棄権している。

その後はケガなどが重なる時期もあったが、昨年10月のパリ五輪代表選考レースのマラソングランドチャンピオンシップで2位を占め、2大会連続の五輪に臨んだ。

◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)11日目 パリ五輪・陸上競技最終日となる11日目に女子マラソンが行われ、一山麻緒(資生堂)は2時間34分13秒で51位だった。 日本時間午後3時にスタートしたレースは、最初の5kmが17分24秒とスローな展開で幕明け。しばらく大集団で進んだが、10kmを過ぎてアフリカ勢がペースを上げると、一山は鈴木優花(第一生命グループ)とともにやや後退する。 鈴木はその後の上りを利用して追走したが、一山はそこから順位を上げられなかった。中間点で56位、そこからも苦しい走りが続いたが、終盤は少しずつ順位を押し戻す意地を見せ、難コースを乗り切ってフィニッシュ地点に帰ってきた。 前回の東京五輪では日本勢4大会ぶり入賞となる8位に。翌年のオレゴン世界選手権でも代表に選出されたが、直前の体調不良で棄権している。 その後はケガなどが重なる時期もあったが、昨年10月のパリ五輪代表選考レースのマラソングランドチャンピオンシップで2位を占め、2大会連続の五輪に臨んだ。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.12

箱根駅伝初V狙う國學院大が壮行会 前田康弘監督「非常に愛のある、信頼感のあるチーム」

第102回箱根駅伝で初優勝を狙う國學院大が12月12日、都内の渋谷キャンパスで壮行会と記者会見を開いた。 壮行会は寒風が吹く中での実施となったが、多くの学生や大学関係者が出席。前田康弘監督は「今年のチームは学年も関係なく […]

NEWS お詫びと訂正(月刊陸上競技2026年1月号)

2025.12.12

お詫びと訂正(月刊陸上競技2026年1月号)

月刊陸上競技2025年1月号の内容に一部誤りがございました。 別冊付録「全国高校駅伝総展望」 P66東京代表 順天 チーム名が「順大」と表記されていましたが、正しくは「順天」になります。 また、都大路学校最高記録、学校最 […]

NEWS 月刊陸上競技2026年1月号

2025.12.12

月刊陸上競技2026年1月号

Contents W別冊付録 箱根駅伝観戦ガイド & 全国高校駅伝総展望 新春特別企画 桐生祥秀(日本生命)×清水空跳(星稜高2石川) 「継承」新旧・100m高校記録保持者 大会報道 八王子ロングディスタンス 鈴木芽吹  […]

NEWS ボストンマラソンに世界歴代8位のコリル、女子はパリ五輪4位のロケディがエントリー

2025.12.12

ボストンマラソンに世界歴代8位のコリル、女子はパリ五輪4位のロケディがエントリー

ボストンマラソンの主催者は12月11日、来年4月20日に米国で開催される同大会への出場選手6名(車椅子レースを含む)を発表した。 男子のJ.コリル(ケニア)、女子のS.ロケディ(ケニア)と、前回大会優勝者が出場予定。コリ […]

NEWS グランドスラム・トラックが財政難で破産申請へ 創設者マイケル・ジョンソン氏「使命と未来はあきらめない」

2025.12.12

グランドスラム・トラックが財政難で破産申請へ 創設者マイケル・ジョンソン氏「使命と未来はあきらめない」

今年新設されたリーグ大会、グランドスラム・トラックが破産申請を行ったことが現地メディアで報じられている。 グランドスラム・トラックはマイケル・ジョンソン氏を創設者・コミッショナーとして新設されてたリーグ戦。4大会を実施予 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top