2024.07.06
7月4日に中国陸連がパリ五輪代表を発表。男子100mで9秒83のアジア記録を持つ蘇炳添は代表入りを逃した。
34歳の蘇は15年にアジア出身選手で初の9秒台をマークし、18年には9秒91でアジア・タイ記録を樹立。21年東京五輪は準決勝で9秒83で走り、決勝では9秒98で6位入賞を果たすなど、アジアを代表するスプリンターとして活躍してきた。
23年前半の室内競技会までは国際大会で好走していたものの、屋外シーズンに入ってからは大会への出場をキャンセル。6月にはパリ五輪に向けて年内休養を発表していた。
ただ、迎えた24年シーズンも100mは4月27日の競技会で10秒50(+2.4)をマークしたのみ。同日には中国チームの4×100mリレーの1走を務めたが、5月の世界リレーではメンバーに選ばれていなかった。
蘇は5日に自身のSNSを更新。「昨年から今年にかけ、パリに向けて全力で準備してきた。3月にはリレーの五輪出場権獲得を目指して、チームとともに米国でトレーニングを積んでいたが、その過程で体調が優れず、いい練習もできていなかった」と書きつづった。
現在は地元の広州に戻って治療を受けていることも明かし、「もう若くもないので、多くの人が引退すると思っているでしょうが、私はこのまま諦めたくありません」と現役続行を表明。パリ五輪代表にエールを送りつつ、「もう少し頑張って、身体が良い状態に戻ることを願っています」と先を見据えた。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.11.23
-
2025.11.20
-
2025.11.20
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.24
3区で五島莉乃と廣中璃梨佳が熱走!東京世界陸上はじめ「日本代表」たちが力走/クイーンズ駅伝
◇第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月23日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) 女子駅伝日本一を懸けた全日本実業団対抗女子駅伝が行われ、「日本代表」 […]
2025.11.24
エディオン 出場32回目にして初優勝!矢田、細田、水本の3本柱を軸に、前回女王との接戦を制す!/クイーンズ駅伝
◇第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月23日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) 女子駅伝日本一を懸けた全日本実業団対抗女子駅伝が行われ、エディオンが […]
2025.11.24
予選トップタイムは仙台育英 最多出場は61回の小林 初陣は3校 宇部鴻城33年ぶり/全国高校駅伝男子出場校
全国高校駅伝の予選会が、11月23日の東海高校駅伝をもってすべて終了し、男女各58校が出そろった。 都大路出場校をチェック! 女子記事はこちら! 全国大会は都道府県大会優勝校(47校)に加え、11の地区代表が出場する。地 […]
2025.11.24
立命館宇治&山田は第1回から37年連続 初出場6校 稲生34年ぶり復活 予選会最速は仙台育英/全国高校駅伝女子出場校
全国高校駅伝の予選会が、11月23日の東海高校駅伝をもってすべて終了し、男女各58校が出そろった。 都大路出場校をチェック! 男子記事はこちら! 全国大会は都道府県大会優勝校(47校)に加え、11の地区代表が出場する。地 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025