アンタルヤ世界競歩チーム選手権の日本代表が4月23日に帰国し、パリ五輪の出場権を獲得した男女混合競歩リレーの代表選手が取材に応じた。
男子20km競歩で1時間19分54秒をマークして4位に入った古賀友太(大塚製薬)。団体でも銀メダル獲得に貢献した。
今年2月の日本選手権では派遣設定記録を突破して3位となり、パリ五輪代表をほぼ手中に収めている古賀。「パリ五輪の前哨戦として捉え、入賞と団体金メダルを目指していました」と言い、「満足ではありませんが、一定の成果、手応えを得られた」と及第点を与えた。
昨年のブダペスト世界選手権では12位。今回は男女混合競歩リレーに世界トップの数人は流れていたとはいえ、P.カールストレーム(スウェーデン)らもいるなか、メダルまであと3秒。「日本ではあまり経験できない1kmごとのペース変化や後半のビルドアップなどがあり、その中で競り勝てたところもあり、課題と収穫がありました」と振り返る。
国際レースを経験し、「世界のトップと戦える実感も湧きました。あと43ヵ月とちょっとでさらに上げていきたい。ラスト5kmのラップが(レースの中で)一番速くならないとメダルや入賞に届かない」と見据えていた。
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