HOME 駅伝

2024.04.02

SUBARU・地元出身の栗原啓吾が退部 ケガに苦しんだ鳥飼悠生は現役引退
SUBARU・地元出身の栗原啓吾が退部 ケガに苦しんだ鳥飼悠生は現役引退

SUBARUを退部した栗原啓吾

SUBARUは3月31日、栗原啓吾と鳥飼悠生が退部したと発表した。

群馬・東農大二高時代に3年連続で全国高校駅伝の4区を走った栗原は、中央学大では1、2、4年時に箱根駅伝に出場。2年時には1区でトップと13秒差の区間5位に入っており、4年時の箱根駅伝予選会では日本人トップの8位に入った。22年にSUBARUに入社したが、2年間で思うような結果が出せなかった。

広告の下にコンテンツが続きます

栗原は「長いようで短い期間でしたが、本当に多くの人に支えていただきました。 最後まで結果で恩返しできないまま去ることになりますが、恵まれた環境で走れたこと心から感謝しています。新しい環境になっても、活躍で皆さんに元気を与えられるよう頑張りたいと思います」とコメントした。

鳥飼は千葉・市船橋高3年時に全国高校駅伝で4区5位。進学した帝京大では2年時から箱根駅伝で3年連続8区を担い、3年時の20年は区間3位の好走でチームの過去最高成績タイとなる総合4位に貢献した。21年のSUBARU入社後はケガに苦しんだが、昨年は5000mで自身初の13分台をマークしていた。

今後は社業に専念するという鳥飼は「ここまで競技を続けてこれたのは、会社の皆様のご理解とご支援があったこそです。本当にありがとうございます。これからもSUBARU陸上部の応援をよろしくお願いいたします」と感謝を述べた。

SUBARUは今年1月のニューイヤー駅伝は14位。今年度から男子3000m障害日本記録保持者の三浦龍司が加入している。

広告の下にコンテンツが続きます
SUBARUは3月31日、栗原啓吾と鳥飼悠生が退部したと発表した。 群馬・東農大二高時代に3年連続で全国高校駅伝の4区を走った栗原は、中央学大では1、2、4年時に箱根駅伝に出場。2年時には1区でトップと13秒差の区間5位に入っており、4年時の箱根駅伝予選会では日本人トップの8位に入った。22年にSUBARUに入社したが、2年間で思うような結果が出せなかった。 栗原は「長いようで短い期間でしたが、本当に多くの人に支えていただきました。 最後まで結果で恩返しできないまま去ることになりますが、恵まれた環境で走れたこと心から感謝しています。新しい環境になっても、活躍で皆さんに元気を与えられるよう頑張りたいと思います」とコメントした。 鳥飼は千葉・市船橋高3年時に全国高校駅伝で4区5位。進学した帝京大では2年時から箱根駅伝で3年連続8区を担い、3年時の20年は区間3位の好走でチームの過去最高成績タイとなる総合4位に貢献した。21年のSUBARU入社後はケガに苦しんだが、昨年は5000mで自身初の13分台をマークしていた。 今後は社業に専念するという鳥飼は「ここまで競技を続けてこれたのは、会社の皆様のご理解とご支援があったこそです。本当にありがとうございます。これからもSUBARU陸上部の応援をよろしくお願いいたします」と感謝を述べた。 SUBARUは今年1月のニューイヤー駅伝は14位。今年度から男子3000m障害日本記録保持者の三浦龍司が加入している。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.24

箱根駅伝Stories/4年生4人が強力な駒大は前回復路新記録に光明 「優勝に貢献することを第一に」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「チームのために走る」 駒大は3年前の学生駅伝3冠達成を区切りに大八 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/4年生3本柱が牽引する日体大 創部100周年の年に「シード権前後で粘りに粘ってほしい」

2025.12.24

箱根駅伝Stories/4年生3本柱が牽引する日体大 創部100周年の年に「シード権前後で粘りに粘ってほしい」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 競い合い力を伸ばす 今季の日体大は平島龍斗、田島駿介、山崎丞の4年生 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/学生トップクラスに成長した國學院大・野中恒亨 山以外の区間で「自分の強さを出すだけ」

2025.12.24

箱根駅伝Stories/学生トップクラスに成長した國學院大・野中恒亨 山以外の区間で「自分の強さを出すだけ」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 出雲の快走が飛躍のきっかけ 國學院大OBで、現在も同大を練習の拠点と […]

NEWS セイコーが小学生に「時」と「走り」の特別授業、「時育®セイコーわくわくスポーツ教室」を開催!

2025.12.24

セイコーが小学生に「時」と「走り」の特別授業、「時育®セイコーわくわくスポーツ教室」を開催!

セイコーグループは12月下旬、Team Seikoアスリートでセイコースマイルアンバサダーの福島千里さん(女子100m日本記録保持者)を講師に迎えた「時育®セイコーわくわくスポーツ教室」を東京都目黒区の油面小学校で実施し […]

NEWS 神奈川大が26年度新入部員を発表!学法石川・佐藤柊斗、倉敷・北村海智、西脇工・新妻昂己ら高校駅伝上位校の主力ずらり

2025.12.24

神奈川大が26年度新入部員を発表!学法石川・佐藤柊斗、倉敷・北村海智、西脇工・新妻昂己ら高校駅伝上位校の主力ずらり

神奈川大学陸上競技部駅伝チームは12月24日、2026年度入部予定者を15名を発表した。 12月21日に行われた全国高校駅伝上位校の主力クラスの名が並び、優勝の学法石川(福島)からは4区区間3位と好走した佐藤柊斗が決まっ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top