HOME 海外

2024.04.01

男子はキプリモ、女子はチェベトがともに連覇 U20男子は倉敷高出身のキバティが制す/世界クロカン
男子はキプリモ、女子はチェベトがともに連覇 U20男子は倉敷高出身のキバティが制す/世界クロカン

J.キプリモ(21年世界選手権)

◇第45回世界クロスカントリー選手権(2024年3月30日/セルビア・ベオグラード)

3月30日、セルビア・ベオグラードで世界クロスカントリー選手権が行われ、シニア男子(10km)は東京五輪10000m銅メダルのJ.キプリモ(ウガンダ)が28分09秒で、シニア女子(10km)はオレゴン世界選手権5000m銀メダルのB.チェベト(ケニア)が31分05秒で優勝した。いずれも2大会連続の優勝で、両部門で連覇を達成したのは大会史上5度目だった。

広告の下にコンテンツが続きます

男子優勝のキプリモはハーフマラソンの世界記録保持者(57分31秒、21年)。東京五輪では10000mのほか5000mでも5位入賞、オレゴン世界選手権でも10000mで銅メダルを獲得している。

東京五輪10000m4位のB.アレガウィ(エチオピア)が28分12秒で2位。SUBARUに所属するB.キプランガット(ケニア)が3位だった。一方、昨年の世界選手権10000m金メダリストのJ.チェプテゲイ(ウガンダ)は6位に終わった。

女子を制したチェベトは5000mで世界選手権2大会連続でメダルを獲得(オレゴン銀、ブダペスト銅)。世界クロカンでは19年のU20のレースでも優勝している。女子は上位5位までをケニア勢が独占した。

男子U20(8km)は3月まで岡山・倉敷高に在籍していたS.キバティ(ケニア)が22分40秒で優勝。女子U20(6km)はM.アレモヨ(エチオピア)が19分28秒でそれぞれ制している。

広告の下にコンテンツが続きます

次回の世界クロカン選手権は26年1月に米国・フロリダ州で開催される。

◇第45回世界クロスカントリー選手権(2024年3月30日/セルビア・ベオグラード) 3月30日、セルビア・ベオグラードで世界クロスカントリー選手権が行われ、シニア男子(10km)は東京五輪10000m銅メダルのJ.キプリモ(ウガンダ)が28分09秒で、シニア女子(10km)はオレゴン世界選手権5000m銀メダルのB.チェベト(ケニア)が31分05秒で優勝した。いずれも2大会連続の優勝で、両部門で連覇を達成したのは大会史上5度目だった。 男子優勝のキプリモはハーフマラソンの世界記録保持者(57分31秒、21年)。東京五輪では10000mのほか5000mでも5位入賞、オレゴン世界選手権でも10000mで銅メダルを獲得している。 東京五輪10000m4位のB.アレガウィ(エチオピア)が28分12秒で2位。SUBARUに所属するB.キプランガット(ケニア)が3位だった。一方、昨年の世界選手権10000m金メダリストのJ.チェプテゲイ(ウガンダ)は6位に終わった。 女子を制したチェベトは5000mで世界選手権2大会連続でメダルを獲得(オレゴン銀、ブダペスト銅)。世界クロカンでは19年のU20のレースでも優勝している。女子は上位5位までをケニア勢が独占した。 男子U20(8km)は3月まで岡山・倉敷高に在籍していたS.キバティ(ケニア)が22分40秒で優勝。女子U20(6km)はM.アレモヨ(エチオピア)が19分28秒でそれぞれ制している。 次回の世界クロカン選手権は26年1月に米国・フロリダ州で開催される。

【動画】U20男子で世界一になったキバティをチェック!

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.04.30

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第44回「習ったなら実践を繰り返し慣れろ」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第44回「習ったなら実践を繰り返し慣れろ」 4月を振り返ると、前半は水彩画の技法のように、薄く […]

NEWS ホクレン・ディスタンスチャレンジ2024の開催日決定! 北見、網走、士別、深川、千歳で全5戦

2024.04.30

ホクレン・ディスタンスチャレンジ2024の開催日決定! 北見、網走、士別、深川、千歳で全5戦

日本陸連は4月30日、北海道各地で開催されるホクレン・ディスタンスチャレンジ2024の開催日と実施種目を発表した。 7月6日の北見大会を皮切りに各地を転戦し、網走大会(7月10日)、士別大会(7月13日)、深川大会(7月 […]

NEWS 君嶋愛梨沙がケガのため世界リレーの出場辞退 代表の追加招集はなし

2024.04.30

君嶋愛梨沙がケガのため世界リレーの出場辞退 代表の追加招集はなし

日本陸連は4月30日、ナッソー2024世界リレー(5月4日~5日)の女子4×100mリレー代表に選出されていた君嶋愛梨沙(土木管理総合)が、ケガのため出場を辞退することを発表した。 君嶋は昨年の日本選手権では100m、2 […]

NEWS 5000mは中大・吉居駿恭が優勝!自己記録に迫る13分24秒06「最低限の結果」/織田記念

2024.04.30

5000mは中大・吉居駿恭が優勝!自己記録に迫る13分24秒06「最低限の結果」/織田記念

◇第58回織田幹雄記念(4月29日/ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリシリーズG1の織田記念が行われ、男子5000mは中大3年の吉居駿恭(中大)が制した。 広告の下にコンテンツが続きます 最終種目で大学生ラン […]

NEWS 男子三段跳・安立雄斗が2年ぶり自身新の16m46で地元V 3000m障害・三浦龍司は大会新で制す/織田記念

2024.04.30

男子三段跳・安立雄斗が2年ぶり自身新の16m46で地元V 3000m障害・三浦龍司は大会新で制す/織田記念

◇第58回織田幹雄記念(4月29日/ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリG1の織田記念が行われた。ほぼ終日、冷たい雨の降る天候となったが、パリ五輪を目指す選手がまずまずのパフォーマンスを発揮する見ごたえのある大 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年5月号 (4月12日発売)

2024年5月号 (4月12日発売)

パリ五輪イヤー開幕!

page top