HOME 国内

2024.01.22

服部勇馬がスペインでハーフマラソンに出場 1時間2分49秒で6位
服部勇馬がスペインでハーフマラソンに出場 1時間2分49秒で6位

服部勇馬(トヨタ自動車)

1月21日、スペインのサンタ・ポーラで第32回ミトヤ・マラト国際ハーフマラソンが行われ、東京五輪マラソン代表の服部勇馬(トヨタ自動車)が1時間2分49秒で6位に入った。

レースでは19年世界選手権10000m5位のA.ベリフと、ハーフで59分42秒のベストを持つB.ツェグのエチオピア勢がハイペースで先頭を牽引。服部はスタート直後にこのペースについたが、3km過ぎからは自らのペースに切り替えて上位をキープした。最後はハーフで1時間0分55秒がベストのS.フィッセハッション(エリトリア)と競り合うようにフィニッシュとなった。

レースは中盤から独走となったベリフが59分59秒で圧勝。ツェグが1時間1分12秒で続き、服部とともに出場したビダン・カロキ(トヨタ自動車)は途中で棄権している。

広告の下にコンテンツが続きます

服部は昨年のMGCの出場権を逃した後に、両股関節を疲労骨折。4ヵ月ほど走れなかった時期もあった。それでも9月にチームメイトのカロキとともにケニアで練習を再開。11月の八王子ロングディスタンスでトラックレースを踏んだ後、1月のニューイヤー駅伝ではアンカーを務め、優勝のフィニッシュテープを切った。

パリ五輪マラソン代表の残る1枠を懸けたMGCファイナルは、3月の東京に出場する意向を示しており、2大会連続の五輪出場に向けて調子を上げてきている。

1月21日、スペインのサンタ・ポーラで第32回ミトヤ・マラト国際ハーフマラソンが行われ、東京五輪マラソン代表の服部勇馬(トヨタ自動車)が1時間2分49秒で6位に入った。 レースでは19年世界選手権10000m5位のA.ベリフと、ハーフで59分42秒のベストを持つB.ツェグのエチオピア勢がハイペースで先頭を牽引。服部はスタート直後にこのペースについたが、3km過ぎからは自らのペースに切り替えて上位をキープした。最後はハーフで1時間0分55秒がベストのS.フィッセハッション(エリトリア)と競り合うようにフィニッシュとなった。 レースは中盤から独走となったベリフが59分59秒で圧勝。ツェグが1時間1分12秒で続き、服部とともに出場したビダン・カロキ(トヨタ自動車)は途中で棄権している。 服部は昨年のMGCの出場権を逃した後に、両股関節を疲労骨折。4ヵ月ほど走れなかった時期もあった。それでも9月にチームメイトのカロキとともにケニアで練習を再開。11月の八王子ロングディスタンスでトラックレースを踏んだ後、1月のニューイヤー駅伝ではアンカーを務め、優勝のフィニッシュテープを切った。 パリ五輪マラソン代表の残る1枠を懸けたMGCファイナルは、3月の東京に出場する意向を示しており、2大会連続の五輪出場に向けて調子を上げてきている。

【動画】6位でフィニッシュする服部勇馬

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.21

【プレゼント】保温性に優れたZAMSTの「アームスリーブWARM EDITION」/11月号

世界と戦うトップアスリートも愛用するサポート・ケア製品ブランド「ZAMST(ザムスト)」を展開する日本シグマックス株式会社。 同社から発売中の寒い時期でも快適にスポーツを行うことができるよう保温性に優れ、手首から上腕にか […]

NEWS 東京世界陸上サブトラックからの選手輸送「遅延ゼロ」分単位で計画「円滑に進められた」

2025.10.21

東京世界陸上サブトラックからの選手輸送「遅延ゼロ」分単位で計画「円滑に進められた」

公益財団法人東京2025世界陸上財団は10月21日、第31回理事会を開き、大会の開催結果について報告したあと、報道陣への記者ブリーフィングを開いた。 9月13日から21日まで、東京・国立競技場をメイン会場に開かれた世界選 […]

NEWS 東京世界陸上の成功を報告「観客の熱狂が選手の力引き出した」入場者数過去最多約62万人

2025.10.21

東京世界陸上の成功を報告「観客の熱狂が選手の力引き出した」入場者数過去最多約62万人

公益財団法人東京2025世界陸上財団は10月21日、第31回理事会を開き、大会の開催結果について報告した。 9月13日から21日まで、東京・国立競技場をメイン会場に開かれた世界選手権。参加選手数は193の国と地域・難民選 […]

NEWS 箱根駅伝「関東学生連合チーム」選出は総合順位つかずとも選出 予選会中継時情報の訂正と謝罪

2025.10.21

箱根駅伝「関東学生連合チーム」選出は総合順位つかずとも選出 予選会中継時情報の訂正と謝罪

一般社団法人関東学生陸上競技連盟は10月20日、日本テレビで放送された第102回箱根駅伝予選会の中継において、関東学生連合チームの選出方法についての解説で誤りがあったといして訂正を発表した。 関東学生連合チームは箱根駅伝 […]

NEWS デュプランティス、フルラーニ、オールマンらが候補に!年間最優秀選手フィールド部門のノミネート男女各5名が発表

2025.10.20

デュプランティス、フルラーニ、オールマンらが候補に!年間最優秀選手フィールド部門のノミネート男女各5名が発表

世界陸連(WA)は10月13日、ワールド・アスレティクス・アワード2025「ワールド・アスリート・オブ・ザ・イヤー」のフィールド種目候補選手を発表した。 陸上競技の年間最優秀選手にあたる「ワールド・アスリート・オブ・ザ・ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top