2023.11.24
陸上界の不正を監視する世界陸連の独立監視機関「アスレティックス・インテグリティ・ユニット(AIU)は11月22日、女子3000m障害のZ.ウォンデマヘン(エチオピア)に対し、テストステロンの陽性による暫定資格停止処分に科すことを発表した。ウォンデマヘンは、11月3日にエリスロポエチン(EPO)の陽性で暫定資格停止処分を受けており、新たに禁止物質の陽性が発覚した。
ウォンデマヘンは現在21歳で、3000m障害で21年東京五輪は8位、今夏のブダペスト世界選手権で4位に入っている。21年には世界陸連(WA)ワールド・アスレティックス・アワードのライジングスター賞にもノミネートされていた。
そのほか、AIUは女子中長距離のJ.チェムスト(ウガンダ)に対し、禁止物質(19-ノランドロステロン)の陽性・使用により、23年7月13日から4年間の資格停止処分と23年5月13日以降の成績取り消しを発表。また、難民選手団のF.イバフデルに対しても、禁止薬物の陽性で暫定資格停止処分を明らかにした。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
2024.05.06
ダイヤモンドリーグ・ドーハに三浦龍司、田中希実、ディーン元気がエントリー!
-
2024.05.06
-
2024.05.06
-
2024.05.06
-
2024.05.06
-
2024.05.03
2024.04.12
40年以上の人気シューズ”ペガサス”シリーズの最新作!「ナイキ ペガサス 41」が登場!
-
2024.04.26
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.05.07
【竹澤健介の視点】葛西潤と五島莉乃に感じた「意志」と冷静さ 太田智樹の安定感、前田和摩の潜在能力に驚き/日本選手権10000m
静岡・小笠山総合運動公園エコパスタジアムを舞台に開催された第108回日本選手権10000m。男子は葛西潤(旭化成)が27分17秒46、女子は五島莉乃(資生堂)が30分53秒31と、ともに日本歴代6位の好タイムで初優勝を飾 […]
2024.05.06
【高平慎士の視点】男子4×100m、4×400m「収穫ある4位」五輪シードレーン獲得、後手に回ってメダル争いの価値/世界リレー
バハマ・ナッソーで開催された2024世界リレー(5月4日、5日/日本時間5日、6日)で男子の4×100mと4×400mがパリ五輪出場権を獲得した。初日の予選で、4×100mは38秒10で1着通過して五輪切符を決めると、決 […]
2024.05.06
ダイヤモンドリーグ・ドーハに三浦龍司、田中希実、ディーン元気がエントリー!
5月10日に行われるダイヤモンドリーグ(DL)ドーハ大会のエントリーリストが発表された。 男子3000m障害に日本記録保持者の三浦龍司(SUBARU)が登録。世界記録保持者のラメチャ・ギルマ(エチオピア)、ブダペスト世界 […]
2024.05.06
男子は銭海峰が1時間19分05秒でトップ 女子はベテラン・劉虹が快勝/WA競歩ツアー
5月5日、世界陸連(WA)競歩ツアー・ゴールドのコルゼニフスキ・ワルシャワ競歩カップがポーランドで開催され、男子20km競歩では銭海峰(中国)が1時間19分05秒で、女子20km競歩はリオ五輪金メダリストの劉虹(中国)が […]
2024.05.06
米国が4種目を制覇! 男子4×400mはボツワナが2分59秒11で初優勝/世界リレー
5月4日、5日の両日、バハマ・ナッソーで世界リレーが開催され、米国が5種目中4種目で優勝を飾る圧倒的な強さを見せた。 男子4×100mではアンカーに世界選手権100m王者のN.ライルズを起用。1走から3走も全員が100m […]
Latest Issue 最新号
2024年5月号 (4月12日発売)
パリ五輪イヤー開幕!