HOME 国内、世界陸上、日本代表
丸尾知司「かっこいいパパでいられたら」13位で入賞逃し悔しさ/世界陸上
丸尾知司「かっこいいパパでいられたら」13位で入賞逃し悔しさ/世界陸上

23年ブダペスト世界選手権の男子35km競歩に出場した丸尾知司

◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)6日目

ブダペスト世界陸上6日目のモーニングセッションが行われ、男子35km競歩に出場した丸尾知司(愛知製鋼)が2時間29分52秒の13位。「後半に上げて入賞を狙う計画でしたが、警告が2枚出てしまい、何もできなかったのが悔しいです」と振り返った。

序盤から先頭集団前方に位置取り、積極的に歩を進めた。だが、21kmを過ぎて入賞争いから遅れをとる。最後は完歩をすることが第一のレースとなり、「ここに来るまでたくさんの支えがあり、結果で恩返しできれば良かったけど、自分の力不足でした。娘も来てくれたので、かっこいいパパでいられたら良かったのですが……」とうつむく。

広告の下にコンテンツが続きます

2021年東京五輪50㎞競歩に出場している丸尾。世界選手権は4位に入賞した2017年ロンドン以来3大会ぶりの出場で、「6年前を思い出しながら歩いていた」と言う。3度目の世界の舞台を味わった31歳。2度目の五輪へ、次の一歩を刻む。

◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)6日目 ブダペスト世界陸上6日目のモーニングセッションが行われ、男子35km競歩に出場した丸尾知司(愛知製鋼)が2時間29分52秒の13位。「後半に上げて入賞を狙う計画でしたが、警告が2枚出てしまい、何もできなかったのが悔しいです」と振り返った。 序盤から先頭集団前方に位置取り、積極的に歩を進めた。だが、21kmを過ぎて入賞争いから遅れをとる。最後は完歩をすることが第一のレースとなり、「ここに来るまでたくさんの支えがあり、結果で恩返しできれば良かったけど、自分の力不足でした。娘も来てくれたので、かっこいいパパでいられたら良かったのですが……」とうつむく。 2021年東京五輪50㎞競歩に出場している丸尾。世界選手権は4位に入賞した2017年ロンドン以来3大会ぶりの出場で、「6年前を思い出しながら歩いていた」と言う。3度目の世界の舞台を味わった31歳。2度目の五輪へ、次の一歩を刻む。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.12

國學院大がライフネット生命とスポンサーシップ契約「箱根路で最高の景色を見せられるよう邁進」

ライフネット生命保険株式会社は12月12日、昨年から結んでいる國學院大陸上競技部とのスポンサーシップ契約を延長したと発表した。 2008年に開業したライフネット生命は、オンライン生保のリーディングカンパニーとして知られる […]

NEWS 全中3000mV出田隆之助擁する中京、前回8位の大淀、戦力充実の稲美北、常盤松などが有力  14日に中学駅伝日本一決定戦/全中駅伝男子展望

2025.12.12

全中3000mV出田隆之助擁する中京、前回8位の大淀、戦力充実の稲美北、常盤松などが有力 14日に中学駅伝日本一決定戦/全中駅伝男子展望

第33回全国中学校駅伝が、12月14日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中 […]

NEWS 京山が3連覇に向けて前進 東北勢初のトップ3目指す黒石野、初出場の男山三、鶴ヶ島藤が上位候補/全中駅伝女子展望

2025.12.12

京山が3連覇に向けて前進 東北勢初のトップ3目指す黒石野、初出場の男山三、鶴ヶ島藤が上位候補/全中駅伝女子展望

第33回全国中学校駅伝が、12月14日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中 […]

NEWS 豪州で18歳・ビークロフトが10000m競歩38分02秒68のU20世界新

2025.12.12

豪州で18歳・ビークロフトが10000m競歩38分02秒68のU20世界新

12月11日、豪州シドニーで、ニューサウスウェールズ州10000m競歩選手権が行われ、I.ビークロフト(豪州)が38分02秒68のU20世界新記録をマークした。 ビークロフトは2007年生まれの18歳。競歩選手だった父の […]

NEWS 箱根駅伝初Vへ國學院大・前田康弘監督「ジョーカーにどう立ち向かっていくか」 主将・上原琉翔「先頭でタスキを」

2025.12.12

箱根駅伝初Vへ國學院大・前田康弘監督「ジョーカーにどう立ち向かっていくか」 主将・上原琉翔「先頭でタスキを」

第102回箱根駅伝で初優勝を狙う國學院大が12月12日、都内の渋谷キャンパスで壮行会と記者会見を開いた。 例年の合同による囲み取材形式から急遽、記者会見方式への変更。前田康弘監督は「今年は今のところ16人全員が元気で良い […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top