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2023.06.04
「6m60をコンスタントに跳ぶ力がついた」充実の秦澄美鈴が女子走幅跳で3連覇達成/日本選手権
◇第107回日本選手権(6月1日~4日/大阪・ヤンマースタジアム長居)4日目
ブダペスト世界選手権の代表選考会を兼ねた第107回日本選手権の4日目に女子走幅跳が行われ、秦澄美鈴(シバタ工業)が6m63(+0.6)で3連覇を達成した。
今季は2月のアジア室内選手権での室内日本新(6m62)を皮切りに積極的に試合を重ね、5月3日の静岡国際で日本歴代4位の自己記録を8cm更新する6m75をジャンプ。そして、「ピークを合わせていた」という5月21日のセイコーゴールデングランプリでは、ファウルながら7m付近に着地する大ジャンプを見せていた。
連戦の疲労も含め、今回は絶好調とまでは言えないコンディションだったという。加えて、前日からこれまでにない緊張感があった。
それでも、2度のファウルを除く有効試技で、すべて6m58以上というハイアベレージを残した。「世界選手権では予選通過のラインとして少なくとも6m60は必要。その記録をコンスタントに跳ぶ力がついてきた」とうなずく。
ブダペスト世界選手権の参加標準記録(6m85)には届いていないが、ワールドランキングでの代表入りは濃厚。2度目の世界挑戦に向けて、秦は「アベレージをもう一息、6m70に上げたい」とさらなるレベルアップを目指す。
【動画】6m63で3連覇! 女子走幅跳秦澄美鈴の跳躍をチェック!
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