◇第102回関東インカレ(5月11日~14日/神奈川・ギオンスタジアム相模原)4日目
関東インカレ4日目が行われ、男子1部ハーフマラソンは湯浅仁(中大)が1時間2分35秒で日本人トップの2位に入った。
序盤でブライアン・キピエゴ(山梨学大)が飛び出し、その後ろから杉彩文海(明大)と稲毛崇斗(法大)が追う展開。「アップダウンがキツいコースなので、序盤は落ち着いて後半から上げていくつもりでした」と、湯浅はさらに後ろの集団で力を溜めた。
15km地点では先頭をいくキピエゴから20秒差の単独3位へ浮上。3秒前を走る梅崎蓮(東洋大)との差も徐々に縮まり、終盤で逆転した。「日本人トップでうれしいです」としつつ、優勝したキピエゴには19秒届かなかったことから、「1位を狙っていたので、まだまだ課題があるなと感じました」と慢心しなかった。
中大は1月の箱根駅伝で駒大に次ぐ2位となり、今季は吉居大和や中野翔太(ともに4年)、吉居駿恭、溜池一太(ともに2年)ら強力な選手がそろう。駅伝主将として牽引する湯浅は「中大には意識の高い選手がそろっています。1人ひとりがしっかりやっているので、自分は結果で引っ張っていきたい」と充実した表現で締めくくった。
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