◇日本選手権・室内競技(3月12、13日/大阪城ホール)
女子走幅跳の第一人者・秦澄美鈴(シバタ工業)が初戦から魅せた。5回目に6m52を跳んで優勝。花岡麻帆の持つ室内日本記録にあと5cmに迫った。「室内日本記録を目指していたので記録については悔しいです」。
この冬は本格的にウエイトトレーニングに着手。その成果で「力の入り方が違う」と助走に力強さを感じた反面、「1回目の助走が崩れて、徐々に修正していった」と、ファウル、5m35と続いた3回目に6m22を跳んだ。3回目に6m34まで伸ばし、最終5回目(※今大会は5回まで)にようやくまとめた形だ。
「今季の最大目標はオレゴン世界選手権」で、「アジア室内がなくなったことで、ワールドランキングではなく参加標準記録(6m82)を跳んで出場したい」と語る秦。昨年、跳んだ自己ベストは日本歴代4位タイの6m65で、まずは6m50以上を安定させれば、大きなところも狙える。初戦としては「6m50を跳べたので上々」なシーズンインを迎えた秦。屋外で世界に向けたビッグジャンプなるか。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
-
2024.05.05
-
2024.05.05
-
2024.05.05
-
2024.05.04
-
2024.04.29
-
2024.04.29
2024.04.12
40年以上の人気シューズ”ペガサス”シリーズの最新作!「ナイキ ペガサス 41」が登場!
-
2024.04.26
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.05.05
やり投・北口榛花「納得はいかない」も61m83でV 世界一になって国内初試合飾る/水戸招待
◇水戸招待陸上(5月5日/茨城・ケーズデンキスタジアム水戸) 日本グランプリシリーズG2の水戸招待が行われ、女子やり投は北口榛花(JAL)が61m83をマークして優勝した。 広告の下にコンテンツが続きます 昨年のブダペス […]
2024.05.05
男子4×100mR日本がパリ五輪へ「もっと良いバトンができれば、金メダルも狙える」/世界リレー
◇2024世界リレー(5月4日、5日/バハマ・ナッソー)1日目 パリ五輪の出場権を懸けた世界リレーの1日目が行われ、男子4×100mリレー予選4組で日本が38秒10で1着となり、今夏のパリ五輪出場権を獲得した。 広告の下 […]
2024.05.05
【大会結果】2024水戸招待陸上(2024年5月5日)
【大会結果】日本グランプリシリーズG3 2024水戸招待(5月5日/茨城県水戸市・ケーズデンキスタジアム水戸) ●男子 100m(-4.3) 1位 本郷汰樹(オノテック) 10秒69 2位 林哉太(ノジマ) 10秒 […]
2024.05.05
「環境を変えて、良い滑り出しになった」 砂岡拓磨がセカンドベストで日本人トップ 28年ロス五輪をターゲットに/GGのべおか
◇第35回ゴールデンゲームズinのべおか(5月4日/宮崎県延岡市・西階陸上競技場) ゴールデンゲームズinのべおかの男子5000m最終A組では、砂岡拓磨(東京陸協)が圧巻の強さを見せた。 広告の下にコンテンツが続きます […]
Latest Issue 最新号
2024年5月号 (4月12日発売)
パリ五輪イヤー開幕!