HOME 駅伝、箱根駅伝

2021.10.23

明大がトップ通過 中央学大が復帰、駿河台大が初出場、拓大や城西大が落選/箱根駅伝予選会
明大がトップ通過 中央学大が復帰、駿河台大が初出場、拓大や城西大が落選/箱根駅伝予選会


◇第98回箱根駅伝予選会(10月23日/東京・陸上自衛隊立川駐屯地)

10時間33分22秒でトップ通過した明大。チームトップは日本人2番手の個人9位でフィニッシュした加藤大誠(3年)で、その後も12位・鈴木聖人(4年)、17位・児玉真輝(2年)、18位・櫛田佳希(3年)、20位・手嶋杏丞(4年)と20位までに5人が入った。

明大から4分16秒差の2位につけたのは中大。チームトップは5000mのU20日本記録保持者・吉居大和(2年)で13位だった。3位はエースの藤本珠輝(3年)が個人15位だった日体大が食い込んだ。

広告の下にコンテンツが続きます

4位の山梨学大はポール・オニエゴ(4年)が個人7位。また、松倉唯斗(4年)が同21位、木山達哉(3年)が同27位に入った。

5位の神奈川大は後半に本領を発揮した様子。15km通過の総合タイムで7位に浮上し、終盤もさらに順位を上げた。6位は今年の箱根1区区間賞の鎌田航生がチームトップの個人31位の法大だった。

7位の中央学大は栗原啓吾(4年)が日本人トップの8位と好走し、2年ぶりの本戦復帰。8位は、ジェームズ・ブヌカ(4年)の個人6位と牽引した駿河台大が初出場を果たした。

9位は高瀬桂(3年)が個人10位に入った専大。最後の10番目は国士大が食い込み、いずれも連続出場を果たした。

国士大と55秒差の11位に終わり本戦出場を逃したのは拓大。10000m学生記録保持者のジェセフ・ラジニ(3年)を擁したが、連続出場は8年で途切れることになった。

また、前回の本戦出場校では城西大が15位に終わり、3年連続の箱根路とはならなかった。

これで前回の第97回大会でシード権を獲得した10校と予選会個人上位選手で編成される関東学生連合チームを含めて、第98回箱根駅伝出場チームが出そろった。

■第98回箱根駅伝予選会成績(上位15校)
1位 明治大学 10時間33分22秒
2位 中央大学 10時間37分38秒
3位 日本体育大学 10時間39分32秒
4位 山梨学院大学 10時間41分15秒
5位 神奈川大学 10時間41分57秒
6位 法政大学 10時間42分12秒
7位 中央学院大学 10時間43分08秒
8位 駿河台大学 10時間44分47秒
9位 専修大学 10時間44分58秒
10位 国士舘大学 10時間45分41秒
※以上、箱根駅伝への出場権獲得
11位 拓殖大学 10時間46分36秒
12位 大東文化大学 10時間48分08秒
13位 筑波大学 10時間48分14秒
14位 上武大学 10時間49分29秒
15位 城西大学 10時間49分32秒

■第98回箱根駅伝出場校
●シード校
駒澤大学   56年連続56回目
創価大学   3年連続5回目
東洋大学   20年連続80回目
青山学院大学 14年連続27回目
東海大学   9年連続49回目
早稲田大学  46年連続91回目
順天堂大学  11年連続63回目
帝京大学   15年連続23回目
國學院大學  6年連続15回目
東京国際大学 5年連続6回目
●予選会通過校
明治大学   4年連続63回目
中央大学   5年連続95回目
日本体育大学 74年連続74回目
山梨学院大学 2年連続35回目
神奈川大学  12年連続53回目
法政大学   7年連続82回目
中央学院大学 2年ぶり22回目
駿河台大学  初出場
専修大学   2年連続70回目
国士舘大学  6年連続50回目

関東学生連合

◇第98回箱根駅伝予選会(10月23日/東京・陸上自衛隊立川駐屯地) 10時間33分22秒でトップ通過した明大。チームトップは日本人2番手の個人9位でフィニッシュした加藤大誠(3年)で、その後も12位・鈴木聖人(4年)、17位・児玉真輝(2年)、18位・櫛田佳希(3年)、20位・手嶋杏丞(4年)と20位までに5人が入った。 明大から4分16秒差の2位につけたのは中大。チームトップは5000mのU20日本記録保持者・吉居大和(2年)で13位だった。3位はエースの藤本珠輝(3年)が個人15位だった日体大が食い込んだ。 4位の山梨学大はポール・オニエゴ(4年)が個人7位。また、松倉唯斗(4年)が同21位、木山達哉(3年)が同27位に入った。 5位の神奈川大は後半に本領を発揮した様子。15km通過の総合タイムで7位に浮上し、終盤もさらに順位を上げた。6位は今年の箱根1区区間賞の鎌田航生がチームトップの個人31位の法大だった。 7位の中央学大は栗原啓吾(4年)が日本人トップの8位と好走し、2年ぶりの本戦復帰。8位は、ジェームズ・ブヌカ(4年)の個人6位と牽引した駿河台大が初出場を果たした。 9位は高瀬桂(3年)が個人10位に入った専大。最後の10番目は国士大が食い込み、いずれも連続出場を果たした。 国士大と55秒差の11位に終わり本戦出場を逃したのは拓大。10000m学生記録保持者のジェセフ・ラジニ(3年)を擁したが、連続出場は8年で途切れることになった。 また、前回の本戦出場校では城西大が15位に終わり、3年連続の箱根路とはならなかった。 これで前回の第97回大会でシード権を獲得した10校と予選会個人上位選手で編成される関東学生連合チームを含めて、第98回箱根駅伝出場チームが出そろった。 ■第98回箱根駅伝予選会成績(上位15校) 1位 明治大学 10時間33分22秒 2位 中央大学 10時間37分38秒 3位 日本体育大学 10時間39分32秒 4位 山梨学院大学 10時間41分15秒 5位 神奈川大学 10時間41分57秒 6位 法政大学 10時間42分12秒 7位 中央学院大学 10時間43分08秒 8位 駿河台大学 10時間44分47秒 9位 専修大学 10時間44分58秒 10位 国士舘大学 10時間45分41秒 ※以上、箱根駅伝への出場権獲得 11位 拓殖大学 10時間46分36秒 12位 大東文化大学 10時間48分08秒 13位 筑波大学 10時間48分14秒 14位 上武大学 10時間49分29秒 15位 城西大学 10時間49分32秒 ■第98回箱根駅伝出場校 ●シード校 駒澤大学   56年連続56回目 創価大学   3年連続5回目 東洋大学   20年連続80回目 青山学院大学 14年連続27回目 東海大学   9年連続49回目 早稲田大学  46年連続91回目 順天堂大学  11年連続63回目 帝京大学   15年連続23回目 國學院大學  6年連続15回目 東京国際大学 5年連続6回目 ●予選会通過校 明治大学   4年連続63回目 中央大学   5年連続95回目 日本体育大学 74年連続74回目 山梨学院大学 2年連続35回目 神奈川大学  12年連続53回目 法政大学   7年連続82回目 中央学院大学 2年ぶり22回目 駿河台大学  初出場 専修大学   2年連続70回目 国士舘大学  6年連続50回目 関東学生連合

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.17

世界リレー日本代表要項を発表!北京世界選手権のメダル、出場目指して 世界競歩チーム選手権、世界ロードラニング選手権も

日本陸連は12月17日、ボツワナ・ハボローネで26年5月2日~3日に開催される世界リレーの日本代表選考要項を発表した。 2027年北京世界選手権の出場権獲得、および世界選手権でのメダル獲得のため、戦略的に選手団をは編成す […]

NEWS U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に

2025.12.17

U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に

日本陸連は12月17日、米国・オレゴンで8月5日~9日に開催されるU20世界選手権の日本代表選考要項を発表した。 世界で活躍できるU20カテゴリートップレベルの競技者を派遣し、金メダル獲得を目指す選手団を編成する方針。参 […]

NEWS 26年日本選手権の参加資格発表 参加標準と申込資格記録の2つを採用 アジア大会選考

2025.12.17

26年日本選手権の参加資格発表 参加標準と申込資格記録の2つを採用 アジア大会選考

日本陸連は12月17日、第106回理事会を開き、来年の第110回日本選手権の参加資格について発表した。 今回は「参加標準記録」と「申込資格」の2つの参加資格を設定し、参加標準記録は高く定められている。ターゲットナンバー( […]

NEWS 今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【後編】 〝ぬけぬけ病〟に苦しんだ実業団生活、来年度からはチームのコーチに就任

2025.12.17

今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【後編】 〝ぬけぬけ病〟に苦しんだ実業団生活、来年度からはチームのコーチに就任

全国高校駅伝や箱根駅伝でヒーローになった村澤明伸(SGホールディングス、34歳)が今年度限りでの「引退」を表明した。実業団では故障に苦しみながら、マラソンにも挑戦。北海道マラソンで優勝して、MGCにも出場した。来年度から […]

NEWS 【プレゼント】サッポロ生ビール黒ラベル「箱根駅伝缶」350mℓ缶24本入りケースを10名にプレゼント/2026年1月号

2025.12.17

【プレゼント】サッポロ生ビール黒ラベル「箱根駅伝缶」350mℓ缶24本入りケースを10名にプレゼント/2026年1月号

1987年から箱根駅伝に特別協賛しているサッポロビール株式会社は、大会を盛り上げるためにサッポロ生ビール黒ラベル「箱根駅伝缶」を第80回記念大会より発売しているが、来る第102回大会バージョン(350mℓ缶と500mℓ缶 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top